担当スタッフ 平間 直樹(ひらまなおき)
概要
貫板交換、コロニアル屋根塗装
施工内容 | 屋根塗装 |
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使用材料 | サーモテックシーラー、スーパーシャネツサーモ |
施工期間(全行程) | 4週間 |
工事費用(総額) | 65万円 |
保証年数 | 10年(屋根塗装) |
工事のきっかけ
倉庫の壁から雨漏りがある。
他の部分も雨漏り対策したい。
こんにちは!
霞美装です!!
小美玉市にお住まいのお客さまより、倉庫の雨漏り対策のご相談がありました!
2階建ての建物で、1階が車庫兼倉庫2階にお部屋がある建物です!
現場調査!
まずは現場調査でどこが傷んでいるかチェックしましょう!
今回の屋根はコロニアル瓦と呼ばれる軽量スレート瓦でした!
コロニアルというのはKMEWの商品名ですが、軽量スレート瓦のシェアナンバーワンのため、名称としても使用されています!
安価で軽量、施工も簡単と普及しましたが、定期的な塗装メンテナンスが必要です!
現場のコロニアル瓦も表面が傷んで色褪せや欠けが見られます。放置すると、雨漏りや室温の上昇などにもつながるので、塗装していきます。
またもう一個注目してほしいのが棟板金です。
隙間が目立って浮いてきてしまっています。
棟板の貫板が傷んできて釘が固定できていないとこういう浮きが出てしまいます。
こちらも補修しておかないと、屋根の飛散などにつながるので、要注意です!
工事の下準備!
まずは足場の設置です。
屋根という高所作業なので、安全のために足場を設置しました。
1階部分は車庫ということだったので、車の出入り口をしっかり確保します。
高圧洗浄の様子です。
汚れをしっかり落として、塗装の剥がれなどを予防します。
貫板補修!
貫板を剥がして棟木をチェックします。
やはり傷んでふわふわになっています。
木製なので湿気てしまうと腐食してしまいます。
新しい貫板に交換したあと、また棟板を設置し直して作業完了です!
屋根塗装!
コロニアル屋根の塗り替えを見ていきましょう。
まずはタスペーサーを設置します。
コロニアル屋根は隙間が狭いので、塗装でその間が埋まってしまうこともあります。
タスペーサーで縁切りをして、水の逃げ場を作って雨漏り対策です!
下塗り材にはサーモテックシーラーを使用しました。
非常に高い遮熱塗料で、屋根の表面温度の上昇を防ぎます。
1回目の下塗りが完了しました。
コロニアル瓦の表面が傷んでいて、サーモテックシーラーの吸い込み度合いが場所によってまちまちになっていたので、塗膜を均一化し、上塗り塗料が浸透しないように下塗りを2度行いました。
金属部分をケレン処理します。
付着したサビなどを研磨用たわしで落としていきます。
その後サーモテックメタルプライマーで防錆塗装します。
金属はサビが発生すると脆くなってぼろぼろになってしまいます。
錆止めを行って保護していきました。
ここからカラー塗料で上塗りです。
上塗りにはスーパーシャネツサーモFというフッ素樹脂塗料を使用しました。
非常に高い耐候性と遮熱性が特徴の塗料です。夏場の気温上昇でも屋根の表面温度が上がりにくく、家屋や屋根材をしっかり守ってくれます。
中塗りが完了です。このまま乾燥させて上塗りに入ります。
上塗りの様子です。
メーカーが定めた平米あたりの塗布量を遵守して施工を行うことで、艶のある美しい仕上がりになりました。
また、塗装でコロニアル瓦を保護することで、雨漏りに強い屋根にもなったのではないでしょうか!
コロニアル屋根の塗装メンテナンスの頻度は10年に1度ほどと言われています。
普段目につきにくい場所で、傷んでいるのかわかりにくいですが、定期的にプロの目でチェックしていくことで長く家を保てるようになります。
雨漏りなど大きなトラブルが起きる前に霞美装にご相談ください!