担当スタッフ 間彦 元気(まひこげんき)
概要
傷んだ屋根の塗装から、モルタル外壁の補修と塗装、付帯部の塗装をおこないました。 屋根の塗装については別途施工事例にてご紹介しています。ぜひご覧ください。
施工内容 | 高圧洗浄 クラック補修 外壁塗装 木部塗装 帯塗装 雨戸塗装 |
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使用材料 | ホワイトフィラーAⅡ スーパーラジカルシリコンGH スムースエポ マックスシールド1500Si-JY サーモテックメタルプライマー マルチエースⅡ-JY |
施工期間 | 約4週間(全工程) |
工事のきっかけ
築35年で3回目の塗装となるかすみがうら市のお客様より、外壁塗装のご依頼をいただきました。
ツーバイフォーで建てられたご自宅の、劣化が気になりご連絡をいただいたのがきっかけです。
かすみがうら市のお客様よりご連絡をいただき、現地にお伺いしました。
現地調査をおこなうのは、営業担当の間彦です!
築35年のかすみがうら市現地です。
これまでに塗装は2回おこなわれているとのことでした。
前回の塗装からはおよそ10年弱、モルタル外壁はひとめでわかるくらい塗膜が劣化して汚れています。
かすみがうら市のモルタル外壁はリシン吹き付けでした。
温かみがある落ち着いた風合いが出るリシンですが、細かな凹凸があるため汚れやカビやコケが付着しやすいですね。
日当たりの悪い北側は特に黒く汚れていました。
モルタル外壁に出来ていたクラックです。
クラックはモルタル外壁にはつきものですね。
補修をして塗装をおこなうことで心配はなくなります。
サッシ周りなどの角は汚れやひび割れができやすい箇所です。
ひび割れから雨水が入り。内部結露などの雨漏りに繋がります。
ひび割れが気になり、補修されたあとがありました。
一度剥がしてから、改めて補修をおこなって塗装する流れになります。
水切りとサッシ周りの装飾の木部です。
塗膜は劣化して、剥がれているのがわかります。
塗装で防水性を持たせているので、このままでは木部も鉄部の水切りも腐食してしまいます。
木部の塗膜は劣化するとガビガビになりやすいです。
触るとちょっと痛いです。
一部だけでなく、全体的に劣化がありました。
特に木部は腐食している箇所もあったので、全体が腐食して雨漏りする前に補修が必要です。
ところどころお客様が補修されたあともありました。
ひび割れは雨漏りに繋がるので、早めに対処をしていきましょう!
水切りと装飾の帯です。
金属なのでケレン作業をおこない、防錆効果のある塗料で下塗りをしてから上塗りで保護していきます。
水切りの繋目は特に劣化が激しいですね。
雨戸も表面塗膜が劣化しています。
左側の色が変わっている箇所は手で触ったところです。
塗料が劣化すると塗料の顔料が表面に出てきて、白い粉がつきます。
これがチョーキング現象です。
玄関タイルに一部破損が見られました。
どうするかお客様とご相談していきます。
かすみがうら市でおこなった現地調査。
サーモグラフィーで目には見えない内部の様子をみていきます。
かすみがうら市の現地にお伺いしたのは、12月初旬です。
気温は10℃前後でした。
外壁の気温をみてみましょう。
青色が深いのが15.3℃、最高の真っ白い部分は29.9℃です。
日差しを受けると外壁の表面温度が温まるのがわかりますね。
青くなっている部分が温度が下がっている箇所です。
影のため温度が低くなっているのは普通ですが、表面塗膜が劣化しているため、水分が多く残っていますね。
こちらの外壁は一見なにもないようですが、内部建材に沿って、色が変わっています。
防水性が低下しているため、塗装の重要性をお伝えいたしました。
かすみがうら市のお客様へは、現地調査後に調査報告書と提案書をお渡ししました。
ご契約をいただき、打ち合わせをして、施行日となりました。
足場を建てて施工開始です。
足場を建てるために、このように設計図を作っていきます。
足場は塗装に適した足場を建ててくれる足場屋さんにお願いをしています。
外壁塗装ではイメージチェンジが可能です。
どんな色にするかお客様と相談して決めていきました。
現在の色から少し変わって、白と茶色を基調にして塗装をおこないます!
かすみがうら市でおこなった外壁塗装。まずは建物の汚れを落とすところからです。
高圧洗浄機で、リシン吹き付けのモルタル外壁についた汚れを落としていきます。
凹凸の細かい箇所に汚れが入り込んでいるため、丁寧に洗い流していきます。
かすみがうら市の軒天は外壁同様のモルタルです。
汚れを丁寧に落としていきます。
汚れを落として、塗装しても丈夫な塗膜をつくるための準備が高圧洗浄です。
外壁についていた帯板は、金属製でした。
高圧洗浄では落としきれなかった、劣化した塗膜とサビを落としていきます。
劣化してデコボコしていた帯板の下部が、ケレン作業で滑らかになりました。
木部の塗装が剥がれ、雨によって腐食していました。
木部は補修するか交換するかになります。
今回は一部補修のみで済みました。
補修材を腐食した箇所に打ち込んでいきます。
充分に打ち込んだあとは、ヘラで成形をしていきます。
補修箇所が目立つように感じるかもしれませんが、塗装をすると気にならなくなります。
かすみがうら市の築35年の外壁塗装現場、今回は帯板を先に塗装していきます。
高圧洗浄をして、帯板のケレン作業が終わったところです。
帯板は板金のため、防錆効果のある下塗り塗料で塗装をおこないます。
遮熱効果もある「サーモテックメタルプライマー」を使用しました。
続いて上塗り1回目です。
下塗りの乾燥時間を待ってから上塗りをおこなっています。
上塗りは乾燥を確認して、2回目の塗装をおこないました。
表面だけでなく、上下もきちんと塗装をおこない、帯板を保護しています。
モルタル外壁のクラック補修は、スムースエポという補修材を使用していきます。
ひび割れに打ち込んで内部に浸透させて、弾力性や防水性をあげていきます。
すべてのクラックに補修をおこないました。
帯板の塗装も、モルタル外壁のクラック補修も終わりました。
外壁を塗装するために、塗装しない部分を養生していきます。
塗装をおこなった帯板も、窓も、下屋根もカバーしていきます。
雨樋の部分とベランダやエアコンの室外機なども養生していきます。
屋根はすでに塗装が完了している状態ですね。
かすみがうら市築35年の現場の屋根塗装については、別途施工事例をご覧ください♪
かすみがうら市、築35年の外壁塗装で使用した下塗り塗料は「ホワイトフィラーAⅡ」です。
モルタル外壁に発生するヘアークラックに対応できる、微弾性を持ち、下地調整機能がついた下塗り専用の塗料です。
細かなひび割れに対応して、丈夫な下地を作ってくれます。
ホワイトフィラーはその名の通り真っ白です。
クリーム色の外壁が真っ白になりました。
かすみがうら市築35年で3回目の塗装となる現地。
モルタル外壁の下塗りが終わったら、上塗りをおこないます。
上塗りは「スーパーラジカルシリコンGH」の「ブロークンホワイト」という色です!
スーパーラジカルシリコンGHは、汚れがつきにくく、劣化がしにくい塗料です。
カビや藻の発生も防いでくれます!
期待耐用年数は12~14年と、美しい状態を長く保ってくれる塗料です。
かすみがうら市の軒天塗装には、軒天に適した「マルチエースⅡ-JY」を使用しました。
色は「クールホワイト」です。
外壁とわずかに色を変えることで、異なる印象を与えてくれます。
軒天も塗布量と乾燥時間を守り、2回上塗りをおこなって完了です。
最後に足場を外していきます。
塗装の最終チェック、手直し、サービスの窓拭きをおこなって、足場を撤去してもらいます。
施工完了です!
汚れで遠目からもくすんで見えていた外壁が、美しい輝きを取り戻しました!
また定期点検のご連絡をさせていただきますね。
この度はありがとうございました。