担当スタッフ 間彦 元気(まひこげんき)
概要
7年目のスレート屋根、塗膜劣化による縞模様が出来ていたスレート屋根の塗装のご依頼をいただきました。 屋根の色を変えて、明るいグリーンの遮熱効果のある屋根になりました!
施工内容 | 屋根塗装 |
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使用材料 | サーモテックシーラー スーパーシャネツサーモF タスペーサー |
施工期間 | 約2週間 |
工事のきっかけ
7年目となる小美玉市の家にお住まいのお客様よりご連絡をいただきました。
屋根の劣化が気になっていたところ、霞美装の看板をみかけてご連絡をいただきました。
現地調査の日程をすり合わせ、現地にお伺いしたのは営業の間彦です。
小美玉市、築7年の屋根です。
スレート屋根には等間隔でラインが入っています。
ちょっと不思議な縞模様が出来ていました。
よくみると、縦方向に流れる汚れが縞模様をつくっていたことがわかります。
スレート屋根は新築当初は塗装がある状態で出荷され、現地で施工されていきます。
塗膜は永久的に続くものではなく、紫外線や雨によって劣化していきます。
劣化した塗膜は、防水性が失われていきます。
下屋根は主屋根のように、等間隔で縞模様が出来てはいませんでしたが、それでも色褪せて汚れていました。
スレート屋根の塗膜が劣化すると、防水性が失われて、水分を含み、苔などの胞子が付着して繁殖するようになります。
水分を日常的に含むようになると屋根材が劣化して、雨漏りが発生したり、屋根材の交換で費用がかかったりします。
劣化がみつかったら、早めに対処をおこないましょう。
霞美装の現地調査は、おこなってお話して終わりではありません。
撮影した写真も載せた報告書をお渡ししています。
あわせて、現在の現地の状況に合わせた提案書もお渡ししています。
疑問点やご要望などありましたら、ぜひお聞かせください!
屋根塗装をすることが決まられた小美玉市の現地、
お客様と打ち合わせをおこない、屋根の色を決めていきました。
現在の屋根の色から少しカラーチェンジをして、エバーグリーンという色で塗装をすることに決まりました!
塗装工事に必要な足場を建てていきます。
足場を建ててまずおこなうことは、塗装の前準備である汚れを落とす作業です。
高圧洗浄機をつかい、7年間の間に蓄積した汚れを洗い流していきます。
主屋根にあった縞模様がなくなりました!
上からの視点です。上から見ると下から見たような縞模様ではなく、汚れがあちこちにある印象ですね。
棟換気まわりについていた汚れも洗い流していきました。
棟換気まわりの黒くなっていた汚れも綺麗に落ちましたね!
一部苔の生えていた下屋根です。
オレンジ色の苔も綺麗に流れていきました。
汚れが流れていった先の雨樋も綺麗にしていきます。
土埃が蓄積していた雨樋が綺麗になりました。
今回塗装はおこなわなかったベランダですが、こちらも綺麗にしていきました!
屋根の塗装前に、棟板金の釘浮きを防ぐためにシーリングを施工します。
こちらは割れていた瓦の補修です。
ひび割れ箇所にシーリングを施工していきます。
打ち込んだシーリングを均して、シーリングをひび割れに浸透させて、表面の凹凸をなくしていきました。
スレート屋根には塗装による雨漏りを防止するために、縁切り作業が必須です。
タスペーサーによる縁切りをおこないます。
一枚のスレート屋根瓦に、2個のタスペーサーを挿入していきます。
スレート屋根は瓦が薄いため、塗装をすると塗膜が雨の通り道を塞いでしまい、毛細管現象で雨漏りが発生するようになります。
スレート屋根の塗装による雨漏りを防ぐのが縁切りでありタスペーサーです。
小美玉市の屋根塗装現場、補修も縁切りもおこないました!
しっかりと準備をしてからの屋根塗装、まずは棟板金の塗装からです。
棟板金には防錆効果のある下塗り塗料を使用しました。
片流れのためいつもの棟板金と形状は違いますが、やることは変わりません。
つづいて、下塗りです。
下塗りには「サーモテックシーラー」を使いました。
下地にたっぷり浸透して、遮熱効果もある下塗り塗料です。
小美玉市の屋根塗装、1回目の下塗りが完了しました。
写真には上塗りとありますが、下塗りの間違いです!
スレート屋根の下塗り2回目です。
傷んだスレート屋根は、水分をぐんぐん吸い込んでいきます。
塗料も同様です。
吸い込みが止まらないと、上塗り塗料が屋根に吸い込まれてしまい、屋根を守る充分な塗膜を形成できなくなります。
小美玉市の屋根塗装、下塗り3回目です。
屋根の劣化具合を確認して、どの程度塗装が必要なのか、きちんと見極めて塗装をおこないます。
小美玉市のスレート屋根は、痛みの状態から下塗りを3回おこないました。
下塗り3回目にして吸い込みも止まり、下地の状態も整いました。
これで上塗り塗装をすることが出来ます。
下塗りを3回おこなって整った下地に、上塗り塗料を塗っていきます。
上塗り塗料は「スーパーシャネツサーモF」という、期待耐用年数が16~20年の塗料です。
塗料にはそれぞれ特徴があり、5年から10年で次の塗装が必要なもの、カビに強いもの、遮熱効果のあるもの、など様々です。
どれを選ばれるかはお客様のお好みですが、せっかく塗装をおこなうなら、足場代も節約できる、高耐久の塗料がオススメです!
小美玉市でおこなった屋根塗装の上塗り2回目です。
「スーパーシャネツサーモF」は、高耐久の上に、遮熱効果もある塗料です。
熱さの原因となる近赤外線を反射する塗膜をつくり、屋根の温度上昇を防ぎます。
色はお客様が選ばれた「エバーグリーン」です。
屋根塗膜が劣化して、汚れで縞模様が出来ていた小美玉市のスレート屋根。
塗装が完了して美しいグリーンの屋根になりました!
タスペーサーによる縁切りもきちんとおこない、塗装によるスレート屋根の雨漏りの心配はありません。
棟板金も屋根と同色で塗装をおこない、一体感がありますね。
苔の生えていた下屋根の塗装も完了です。
養生もおこない、雨樋は汚れがつくことなく綺麗な状態です。
天気予報を確認して、足場の飛散防止ネットをまとめた時の写真です。
強風で足場が倒壊することがないよう、細心の注意をはらいます。
汚れていた縞模様の屋根が生まれ変わり、お客様にもお喜びいただけました!
霞美装では、定期的にご連絡をおこない、点検にお伺いしています。
1年後の定期点検でも、小美玉市の現場は問題なく美しい状態を保っていました。
お客様からは
「点検に来てくれるなんて本当にありがとう。屋根塗装して本当によかった。綺麗でご近所さんからも評判です」
とお話しいただきました!
この度はありがとうございました。また次の定期点検でお伺いいたします!