担当スタッフ 間彦 元気(まひこげんき)
概要
石岡市で築40年の家、モルタル外壁の遮熱塗装をおこないました。 前回の塗装から15年経過しており、ひび割れが目立っていたため、クラック補修(ひび割れ補修)をおこない、遮熱効果のある塗料で塗装をおこないました。
施工内容 | 高圧洗浄 クラック補修 シーリング増し打ち 外壁塗装 木部塗装 雨戸塗装 |
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使用材料 | エピテックフィラーAEⅡ 超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR マックスシールド1500F-JY サーモテックメタルプライマー |
施工期間 | 約4週間(全工程) |
工事のきっかけ
築40年の間、何度か塗装をおこなってきた石岡市のお客様。前回の塗装から15年ほど経ち、そろそろ塗装をと考えつつもタイミングが合わずにいたところ、以前霞美装で塗装したことがある知り合いの方から弊社を知ったそうです。
ご連絡をいただき、現地調査にお伺いしました。
石岡市築40年の家の現地調査には、営業担当の間彦がお伺いしました。
小雨がぱらつくなか、お客様ご夫婦にお出迎えをしていただきました。
外壁はモルタル外壁です。
破風板や化粧幕板も遠目から見てもわかるくらい劣化しています。
外壁は一部塗装がされていました。
こちらはお客様が外壁の劣化を気にされて塗装をおこなった箇所です。
お客様が塗装をされたところはホワイトで、補修などもおこなわれていました。
最近はホームセンターでも様々な種類の塗料が買えるようになっていますね。
ご自身の塗装で外壁が変わっていく様にワクワクされたことでしょう!
モルタル外壁はひび割れができやすい外壁でもあります。
縦のひび割れも横のひび割れも、どちらも雨水が外壁内部に浸透する原因となります。
きちんと補修をおこなってから塗装をしていきましょう。
外壁塗膜の劣化に加え、雨樋など付帯部の調査もおこないます。
雨樋は劣化と破損があったため、交換となりました。
木部で出来た格子です。
塗膜が劣化して色褪せています。素地が見えているところもありました。
経年劣化で防水性が失われ、水分を含むようになると、木部の腐食が始まります。
腐食をすると交換が必要になるため、早めに塗装をおこないましょう。
格子のほか、レンジフードも色褪せていました。
雨樋を止める化粧柱と雨戸です。
どちらも色褪せています。
雨戸は手で触ると白い粉がつくチョーキング現象が起こっていました。
水切りと化粧幕板の色褪せ、濡れ縁の塗膜劣化です。
濡れ縁は出入りをするところでもあり、日当たりの良いところに設置されるのでより塗膜劣化が顕著です。
玄関の柱は塗膜劣化でザラザラでした!
古い塗膜を全て剥がし、塗装をして綺麗にしていきましょう。
石岡市の外壁塗装現地、足場を建てていきます。
施工前に霞美装のスタッフが、近隣の方々へ施工のご挨拶にお伺いしています。
高圧洗浄では上から下へと汚れを洗い流していきます。
軒天や霧除け、外壁、雨戸など、長年蓄積された土埃や劣化した古い塗膜を流し、塗装ができる状態にしていきます。
洗浄前と洗浄後の写真です。
モルタル外壁の凹凸に溜まった汚れが綺麗になったのがわかります。
隅に溜まった汚れも綺麗に流していきました。
塗装前に、直近で塗装しない面を養生していきます。
養生は塗装段階で養生箇所が変わります。
雨戸の養生は外壁塗装が終わってから外していきます。
外に置かれている陶器なども養生していきます。
玄関周りの養生は、滑りにくい養生シートを使っていきます。
今回の石岡市現場では、一度滑りにくい養生シートでの養生をおこないましたが、お客様のご要望により養生をなくし、塗装をするときだけカバーをすることにいたしました。
ご不安点などありましたら臨機応変に対応いたしますので、お気軽にお声がけください。
塗装前に補修が必要です。
サッシ周りなどの外壁と他素材の境目に、シーリングを施工していきます。
まずは養生をしてプライマーを打っていきます。
プライマーは接着の効果があります。
新しいシーリングを打ち込み、ヘラで均していきます。
隙間からの雨漏りを防ぎ、防水性が上がりました!
外壁の色は元の色と同じ色味でおこないます。
シーリングの色もあわせていきました。
外壁のひび割れにはスムースエポを使っていきます。
ひび割れ内部にスムースエポが入り込むように、適宜調整しながら打ち込んでいきます。
クラックにスムースエポを注入することにより、再度クラックが出来にくくしていきます。
外壁に無数にあったクラックにスムースエポで補修を施しました。
削れていたモルタル外壁の出隅は、パテで成形して補修をしてから塗装をおこないます。
石岡市築40年の外壁塗装現場で使用するのは「エピテックフィラーAEⅡ」です。
微弾性のある下塗り塗料で、モルタル外壁の下塗りに適しています。
髪の毛のような細いヘアークラックにも浸透していくので、ひび割れが広がることを抑制してくれます。
下塗りの乾燥が終わったら上塗りです。
上塗りには「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」という高グレードの塗料を使用しました。
期待耐用年数はおよそ26年、美しい状態を長く保ってくれる塗料です。
カビや藻の発生も抑制し、さらに遮熱効果もある塗料です。
外壁塗装をすることで、外壁の温度上昇を防ぎ、室温上昇を抑制します。
塗装が終わり、真っ白で美しい外壁になりました!
石岡市外壁塗装現場の木部塗装、化粧幕板です。
化粧幕板に下塗りをおこない、上塗り塗料の吸い込みを防ぎます。
木部の塗装には、屋根の下塗りでも使用したサーモテックシーラーを使っておこないました。
上塗り塗装、まずは1回目です。
塗料を2度重ね、丈夫な塗膜をつくりました。
外壁出隅のコーナーにある木部塗装です。
こちらもサーモテックシーラーで下塗りをおこないます。
マックスシールド1500F-JYで上塗り塗装、1回目です。
外壁出隅コーナー、上塗りを2回おこなって完了です。
すでに塗装をおこなった外壁を汚さないように塗装をおこないました。
色褪せていた雨戸の塗装です。
使用頻度により色褪せの仕方が違いますね。
外してから塗装をおこないます。
まずはケレン作業で塗料の密着性を上げていきます。
端を養生して、防錆効果のある下塗り塗料で下塗りをおこないます。
こちらも遮熱効果のあるサーモテックメタルプライマーを使用しました。
上塗りにはマックスシールド1500F-JYです。
上塗りを2回おこない、養生を外して元の位置に戻して、雨戸塗装は完了です。
ひび割れのあったモルタル外壁は、クラック補修をおこない、遮熱効果のある塗料で塗装をおこないました。
最終チェックをおこない、手直しと窓拭きをしたら、足場を外して完工です。
石岡市築40年の現場では、モニエル瓦の屋根塗装の他、床のきしみの修繕もおこなっています。
別途施工事例でご紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください!