担当スタッフ 代々木 真(よよぎまこと)
概要
かすみがうら市のお客様より外壁塗装のご依頼をいただきました。 外壁シーリングのヒビ割れ、サイディング外壁のヒビ割れや重ね目の隙間などを全て直し、遮熱効果のある塗料で塗装をおこないました。
施工内容 | 外壁塗装 シーリング打ち替え・増し打ち 水切り塗装 その他付帯部塗装 |
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使用材料 | エピテックフィラーAEⅡ 超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR マックスシールド1500F-JY サーモテックメタルプライマー |
施工期間 | 約4週間(全工程) ※屋根塗装については別途ご紹介しています。 |
工事のきっかけ
築30年の家にお住まいのかすみがうら市のお客様。
市の塗り替えセミナーに参加したのがきっかけで、霞美装にご連絡をいただきました。
何社かお見積りを取られており、そのなかから霞美装をお選びいただきました。
かすみがうら市現地にお伺いしたのは社長の平間です。
調査をしながらお客様と建物がどんな状態になっているかをお話しました。
可愛らしい印象のかすみがうら市のお客様宅です。
全体のイメージは変わらず塗装をおこないたいとのことでした。
北側外壁にうっすらついているグレイの汚れ。
黒カビです。
プチプチで断熱をされていらっしゃいました。
窓サッシ周りにヒビ割れが確認できます。
外壁シーリングの確認中。
シーリング上の塗膜にヒビ割れがありますね。
ある程度は経年によるものですが、ヒビ割れ具合から、三面接着になっているようです。
なにかのコードが切れていました。
サッシ周りのシーリングは痩せて黒ずんでいます。
飾り柱も塗膜が劣化して、触ると白い粉が付く状態でした。
基礎コンクリートにもヒビ割れがありました。
玄関タイルも確認していきます。
少し納期とヒビ割れがありました。
黒カビだらけの北側外壁をサーモグラフィーで確認していきます。
かなり水分を帯びているようです。
別角度からもう一枚。
窓と窓の間が特に顕著ですね。
サーモグラフィーが真っ赤になっています。
内部結露がない外壁は、熱を吸収していました。
夏場はもっと熱くなりそうです。
足場施工の前に、霞美装のスタッフが近隣の方々へ工事のご挨拶にお伺いします。
確実な塗装をするためにしっかりとした足場を建ててもらいます。
外壁塗装は天候に左右されてしまうので、必ずしも日程通りに進むわけではありません。
変更の際には職人が直接お伝えしたり、工事交換日記でご連絡をしています。
汚れがあると長持ちする塗装はできません。
高圧洗浄で汚れを落とし、綺麗な状態にしていきます。
勢いのある水圧でカビや土埃を落としていきます。
右側写真の外壁で削れているところは古い塗膜です。
高圧洗浄で落ちていきました。
かすみがうら市現場ではアステックシール2000を使用しました。
養生をおこない、防水性が失われた古いシーリングを撤去していきます。
三面接着を防ぐためにボンドブレーカーを設置していきます。
そのうえからプライマーを塗布して、接着性を上げていきます。
新しいシーリング、アステックシール2000を打ち込んでいきます。
打ち込んだシーリングをヘラで整えていきます。
入隅部分の厚みをしっかりとっていきます。
養生のマスキングテープを剥がして完了です!
撤去したシーリングの一部です。
痩せてかなり細いものもありますね。
新しいシーリングで建物を雨水から守っていきます!
15年目2回目の外壁塗装となるかすみがうら市の現場。
外壁塗装をおこなう前に、ところどころにあった外壁のクラック(ヒビ割れ)を直してから塗装をおこないます。
外壁割れの補修にはスムースエポを使っていきました。
外壁の補修に使用したスムースエポ。
経年で出来た外壁ジョイントの隙間にはハイシーラーを使っていきました。
きれいな塗装のために、養生をおこないます。
塗装に影響するため歪みやたるみなどはないように養生していきました。
築30年の外壁塗装現場、かすみがうら市のお客様は15年ぶりの外壁塗装に、遮熱効果のある塗料を使用することに決められました。
まずは下塗りです。
塗装面と上塗り塗料の密着性をあげていきます。
エピテックフィラーAEⅡです。
強付着性で柔軟性を持ち、下地調整機能がある下塗り塗料です。
上塗り塗装、ダメ込みをして、間違いのない塗装をおこないます。
上塗り塗装では、外壁を紫外線や雨水から守るための塗料を塗っていきます。
使用塗料は「超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR」
高耐候で劣化に強く、熱さの原因である近赤外線を跳ね返す塗膜をつくります。
塗料規定の乾燥時間を守り、塗膜に厚みを付けていきます。
塗料には規定の乾燥時間と塗布量があります。
塗布量は計算して出すもの。必ず使い切るのが大切です。
外壁塗装は、下塗り中塗り上塗りの3回塗り、とよく言いますが、薄めた塗料で3回塗っても丈夫な塗膜は作られませんよね。
霞美装では、外壁を守る塗膜をつくるために、塗布量を守って塗装をしています。
かすみがうら市塗装現場でおこなった板金塗装をまとめてご紹介します。
板金塗装はまずケレン作業から。
細かい凹凸をつけて、塗料の密着性を上げていきます。
その後下塗りで防錆効果のある塗料を塗っていきます。
下塗りの錆止めは白い色が多いですね。
下塗りが乾燥したら、上塗りです。
付帯部塗装で使ったマックスシールドを塗って、汚れや劣化に強い塗膜をつくっていきます。
雨水から建物を守る水切りです。
まずは下塗りから。
充分に乾燥したら、上塗りをおこないます。
下塗りはサーモテックメタルプライマー、上塗りはマックスシールドでおこないました。
かすみがうら市現場、エアコンカバーの塗装もおこないます。
家の顔である玄関の塗装もおこないます。
養生を貼り直して塗装開始です。
塗料は汚れと劣化に強い、マックスシールドです。
意匠の凹凸も、塗料垂れなどはつくらずに綺麗に塗装をしていきます。
帰宅したときに綺麗な玄関だと気持ちいいですものね!
塗装が終わったら、養生を剥がして玄関ドア塗装完了です。
役物(やくもの)とは、格子など建物に後付されたものの総称です。
外壁や屋根などの面積の大きなところ以外も丁寧に塗装をしていきます。
格子や意匠柱などの塗装も、付帯部同様におこないました。
切れていたコードも補修して留めていきました。
最終チェックをおこない、手直しをしたら完了です。
見落としがないか確認するため、塗装をおこなった職人とは別のスタッフが最終チェックをおこなっています!
最終チェックと窓拭きをおこなったら、全ての塗装が完了です。
足場を撤去して、塗装できれいになった家がお目見えです!