担当スタッフ 間彦 元気(まひこげんき)
概要
石岡市のお客様より、外壁シーリングのひび割れが気になるとご相談をいただきました。 ヒビ割れて剥離していた外壁のシーリングを打ち替えて、外壁のクラックを補修し、塗装をおこないました。
施工内容 | 外壁塗装 棟板金補修・塗装 シーリング打ち替え・増し打ち ベランダ防水塗装 屋根板金補修・塗装 破風板塗装 雨樋塗装 軒天塗装 水切り塗装 |
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使用材料 | プレミアムSSシーラープライマー 超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR サーモテックメタルプライマー スーパーシャネツサーモF マックスシールド1500F-JY マルチエースⅡ-JY |
施工期間 | 約4週間 |
工事のきっかけ
築8年の石岡市にある家にお住まいのお客様。
窯業系サイディング外壁のシーリングのひび割れが気になって、霞美装にご相談いただきました。
何社かお見積りを取られていたなかから、霞美装を選んでいただき、外壁塗装をおこないました。
現地にお伺いしたのは営業担当の間彦です!
お客様とのタイミングもあい、ご連絡をいただいた週の週末にお伺いすることが出来ました!
建物全体をみてから、細かく様子をみていきます。
気にされていたのは外壁シーリングでしたが、建物全てを調査していきます。
屋根はアスファルトシングルでした。
屋根材はまだまだ綺麗ですが、棟板金が怪しいですね。
アップで見ると、棟板金の釘が抜けている箇所、浮いている箇所、棟板金の重ね目に隙間がある箇所がありました。補修が必要な状態です。
北側外壁には苔やカビの汚れがみられます。
泥はねのような汚れもみられました。
東西南北と全て確認、チョーキングの有無などもみていきます。
外壁は、破損やひび割れなどがないか、
塗膜が劣化や剥離をしていないか、苔や藻などの繁殖がないかをみていきます。
お客様が気にされていたシーリングは、かなり亀裂がはいっていました。
剥離もしています。
細かなひび割れが起こっている部分と剥離している部分がありました。
ひび割れ部分からは雨水が侵入するので、早めに打ち替えをしたほうがいいでしょう。
雨樋の裏側は汚れて真っ黒でした。
雨樋ジョイントや水切りなどの細かい部分も調査していきます。
カビや土埃が多いかどうかは周辺環境にも影響します。
東側軒天と雨樋、裏側にはカビの姿が見られました。
シャッターとシャッターボックスの状態も確認します。
ベランダはFRP防水、FRP防水層を守るトップコートの劣化がみられました。
施工の前には、霞美装が近隣の方々へ工事のご挨拶にお伺いします。
塗装しやすい足場を建ててもらいます。
カラーシミュレーションでの打ち合わせは足場を立てる前におこなっています。
今回お客様は、既存のデザインを活かしつつ、別の色にして建物のイメージチェンジをご希望でした。
いくつかのパータンをお餅して、お客様のご要望をお聞きします。
塗装の前にはまず洗浄です。
汚れが残った状態では、塗膜の早期剥離などのトラブルがおこります。
8年の間に溜まった土埃や劣化した塗膜、黒カビなどを落としていきます。
屋根の次は破風板雨樋、外壁と、上から下に移動しながら洗浄をします。
細かいところも忘れずに。
高圧洗浄でここまで綺麗になりました!
このままだと雨水や紫外線を受けてダメージを負いやすい状態です。
塗装をしてバリアをはっていきましょう。
塗装は天気に左右されてしまうので、必ずこの通りにはなりませんが、目安としてお渡しをしています。
変更があるときは職人からご案内をさせていただいています!
お客様が特に気にされていた、劣化したシーリングを打ち替えていきます。
まずは養生から。
古いシーリングは撤去してひとまとめに。
撤去したらプライマーを塗布して密着性を上げていきます。
新しいシーリングを打ち込んだら、ヘラで成形していきます。
養生のマスキングテープを剥がしたら完了です!
シーリングにはアステックシール2000を使用しました。
サッシ周りのシーリングは増し打ちで対応します。
養生をおこなったら、プライマーを塗布。
シーリングを打ち込んでヘラで整えて完了です。
釘が浮いている棟板金。だんだん緩んでしまうのは経年劣化のためです。
打ち直して、釘頭にシーリングをして固定していきます。
棟板金をとめる釘を固定して、強風などでの滑落を防ぎます。
棟板金の重ね目に出来た隙間です。
このままでは雨水が入り込みます。
プライマーを塗布して、シーリングを打ち込み、成形します。
隙間を塞いで雨水が入り込まないようにしました!
屋根板金の塗装には遮熱効果のある下塗り材を使用しました。
下塗りのサーモテックメタルプライマー
上塗りにもスーパーシャネツサーモを使い、ダブルの遮熱効果が期待できます。
屋根は棟板金だけの塗装。屋根材に塗料が飛散しないように塗装をおこないました。
上塗りに使用したスーパーシャネツサーモF
破風板の重ね目もシーリングしていきます。
プライマーを塗布して新しいシーリングを打ち込みます。
釘頭のシーリングもおこないました。
破風板の補修完了。塗装をおこないます。
下塗りにはサーモテックメタルプライマーを、上塗りにはマックスシールドを使います。
付帯部の上塗りに使用するマックスシールド1500-JY
規定量を分けて塗装をして、紫外線や雨からの劣化要因から守る塗膜をつくりました。
外壁に出来た隙間やひび割れは雨漏りの元です。
重ね目の隙間にはシーリングを。
ビス周りのひび割れも補修していきました。
外壁の塗装、下塗りにはプレミアムSSシーラープライマーを使用します。
ツートンカラーを活かしての塗装ですが、下塗りはどちらも同じ色で塗装をおこないます。
下塗り完了です!雰囲気が変わりましたね。
上塗りには、超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRを使います。
カラーはクールホワイトとアイアンバーグです。
塗料缶を使い分けながら、指定の色で塗っていきます。
1回目の塗装が完了です。
規定の塗布量を満たすため、充分な厚みの塗膜を作るため、さらに塗料を重ねていきます。
正しい塗装をおこなうことで、高い遮熱効果・防カビ・防藻・低汚染性をもつ塗膜が出来上がりました!
軒天塗装の下塗りです。
軒天塗装の上塗り1回目。
上塗りを2回おこなって軒天塗装完了です。
カビに強い塗膜が完成しました。
軒天は複数あります。全ての軒天塗装が完了しました。
軒天塗装に使用したマルチエースⅡ-JY
ベランダ塗装では古いトップコートをケレン作業とアセトン拭きで除去していきます。
新しいトップコートが密着するようにです。
プライマーを塗布してトップコートの密着性を高めます。
プライマーのオープンタイムにトップコートを塗布していきます。
ベランダのFRP防水をカバーする塗膜が出来ました。
土埃の溜まったベランダが、防水性のあるベランダに生まれ変わりました。
建物の横にある倉庫の塗装をおこないます。
下塗りにはサーモテックメタルプライマーを使用します。
倉庫の屋根は白で塗装をしました。
汚れていた屋根が綺麗になりました!
続いて倉庫壁です。下塗りをおこなってから上塗りをおこないます。
上塗り塗料を2回おこない、充分な塗膜を作ります。
倉庫の塗装に使用したマックスシールド1500Si-JY
すべての施工が完了しました。
霞美装では、最後に塗装をおこなったものと別の者が 塗装の最終チェック をおこないます。
塗装の最終チェックでは、塗り漏れがないかどうかをみて、手直しをします。
玄関の階段横にあるひび割れの補修もおこないました。
汚れていた配管の塗装もおこないました。
屋根の板金補修もバッチリです。
外壁塗装も、もともとのデザインを活かしつつ色を塗り替えて気分一新です。
メリハリのある綺麗なツートンカラーです。