担当スタッフ 代々木 真(よよぎまこと)
概要
石岡市で築12年の家にお住まいのお客様より外壁塗装のご依頼をいただきました。 もともとツートンカラーだった窯業系サイディング外壁を白一色にしてイメージチェンジをおこないました。
施工内容 | 外壁塗装 シーリング打ち替え・増し打ち ベランダ防水塗装 屋根板金補修・塗装 破風板塗装 雨樋塗装 軒天塗装 水切り塗装 |
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使用材料 | プレミアムSSシーラープライマー 超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR マックスシールド1500F-JY サーモテックメタルプライマー マルチエースⅡ-JY |
施工期間 | 約4週間 |
工事のきっかけ
石岡市にお住まいのお客様、築12年の家の外壁のシーリングが剥離しているのが気になられてのご相談です。
情報収集に熱心で、現地調査のご依頼をいただいたときにも、複数の業者に調査と見積もりを依頼されていました。
後悔のない外壁塗装のために、霞美装も全力でお手伝いをいたしました!
現地調査のご依頼をいただいてから、一週間ほどで調査にお伺いいたしました。
まずは全景です。ツートンカラーの外壁。
現地の屋根はアスファルトシングルでした。
アスファルトを浸透させて石粒を吹き付けて作られた薄いシート状の屋根材です。
板金には熱膨張と収縮による隙間と釘浮きがありました。
雨漏り注意箇所です。
屋根材のアップ。アスファルトシングルはザラザラしているのが特徴です。
石粒が落ちている箇所も、色の変化なども見られませんでした。
屋根材の剥がれなどもなく、問題なさそうですね。
破風板と雨樋は表面塗膜の劣化がみられました。
軒天は全体的に大きな劣化はみられませんでした。
おそらく土による汚れがついていたので、高圧洗浄で洗い流して、塗装で防水性をあげていきましょう。
外壁に設置されたサンシェードは塗装のときに一時的に撤去をお願いしています。
外壁材の汚れやビス穴が目立っています。
お客様が気にされていた外壁シーリングの剥離です。
雨水の侵入経路になります。
外壁ビス止め部分のヒビ割れもありました。
L字のようにヒビが入っているように見えますが、シーリングの剥離と外壁材同士の隙間によるものです。
雨樋は塗膜劣化が顕著ですね。チョーキング現象が見られました。
サッシ周りのシーリングはシーリングされている箇所とされていない箇所があります。
これはサッシ設置の規定によるものです。
水切りも塗膜劣化がありました。
日当たりの悪い面では苔もありました。
足場屋さんに安全で正確な塗装が出来る足場を建ててもらいます。
建物についた土埃や黒カビ、苔などを高圧洗浄で洗い流します。
シーリング施工箇所に養生をおこないます
マスキングテープで囲ったところがシーリング施工部分です。
まずは古いシーリングを撤去。
プライマーを塗布して接着性をあげていきます。
剥離しないように塗布量とオープンタイムを守ります。
新しいシーリングの打ち込み。
専用のヘラで均していきます。
硬化の前にマスキングテープを取って完了です。
使用したのはアステックペイントのアステックシールです!
こちらは増し打ち。サッシ周りは全体的におこないます。
打ち替えと同様、ヘラで成形してマスキングテープを撤去して完了です。
アスファルトシングルの屋根の塗装はおこないませんが、棟板金の補修と塗装は必要な状態でした。
熱による膨張と収縮で、隙間が出来た板金に養生とプラマーを塗布し、シーリングを打ち込みます。
ヘラで整えてマスキングテープを剥がして完了。
浮いた釘も打ち直しをおこない、釘頭にシーリングをして簡単に浮いてこないようにしました。
熱で動いてしまう棟板金に遮熱の効果がある下塗り材を使用します。
使用したのは「サーモテックメタルプライマー」です。
防錆効果に加えて、遮熱性をもつ板金に適した下塗り塗料です。
上塗りには劣化に強い「マックスシールド」を使います。
屋根の色と合わせて黒で塗装をおこないました!
破風板シーリングも劣化していたので、補修をしていきます。
シーリング施工時にはプライマーは必ず塗っていますよ。
破風板の素地は激しい劣化はなかったので、上塗りのみおこないます。
1回2回と塗り重ねていきます。
このとき、塗料に決められた乾燥時間は必ず守ります。
石岡市の外壁塗装現場、雨樋の塗装をおこないます。
カビや雨垂れで劣化していますね。
ケレン作業で塗料の密着性をあげていきます。
雨樋も破風板と同じ色で塗装をしていきます。
角度や陽の当たり方によって色が変わって見えますが、全て同じ色での塗装です。
付帯部塗装に使用したのはマックスシールドという紫外線や雨の劣化の要因に強い塗料です。
軒天の塗装には、高い防カビ性能をもつ「マルチエースⅡ」を使用しました。
上塗り1回目が終わったら、塗料に決められた乾燥時間を待ちます。
2回目の上塗り塗装をおこない、カビに強い軒天になりました。
玄関軒も同様におこないました。
表面塗膜の劣化していた水切りの塗装です。
ケレン作業で塗料の密着性をあげていきます。
下塗りには屋根板金の塗装でも活躍した「サーモテックメタルプライマー」を使っています。
上塗りは破風板雨樋と同じ色の「マックスシールド」です。
綺麗な塗装のラインがでるように、歪みない養生をおこないます。
ベランダはあとから塗装をおこないますが、外壁塗装で汚れないようにしていきます。
養生は塗装個所が変わるごとにおこないます。
石岡市現場の外壁塗装で使用したのは「プレミアムSSシーラープライマー」です。
汚れに強い外壁材は、塗料もつきにくいので、しっかり塗料が長持ちするように塗るプライマーです。
外壁は面ごとに分けて上から下に塗っていきます。
下塗り完了です!
細かい部分の塗装を忘れないように、ダメ込みもしっかりおこないます。
外壁塗装の上塗りには高機能塗料の「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」。
紫外線などの劣化に強い塗膜をつくり、カビや藻の繁殖を抑えます。
さらにうれしい遮熱効果もある、人気の高い塗料です!
外壁塗装の上塗り開始です。
塗料にはメーカーが定めた規定の塗布量と乾燥時間があります。
塗布量は計算して出し、メーカーに発注。
必ず使い切るように塗装をしていきます。
大体2回の上塗りで使い切るのですが、ときに3回になることもあります。
規定の塗布量を使い切ることで、外壁を守る塗膜が完成します。
霞美装は正しい塗装をおこない、家を守る塗膜を作り上げます。
算出した塗料も全て使い切りました!
シャッターを守るシャッターボックスを塗装します。
シャッター自体はあまり紫外線に直接あたるものではないので、塗装をすることは少ないですね。
板金のためサーモテックメタルプライマーを塗っていきます。
上塗り塗料は破風板や雨樋とおなじ「マックスシールド」です。
上塗り塗装を2回おこなってシャッターボックスの塗装完了です。
ベランダ塗装もケレン作業からです。
古い塗膜をディスクサンダーで削っていきます。
アセトンで油膜を拭き上げて塗料の密着性をあげていきます。
接着性を高めるためのプライマーを塗布。
最後にプライマーのオープンタイムを守り、トップコートを塗ってベランダ防水塗装完了です!
雨樋とセットでエアコンカバーも塗装していきます!
上塗り2回で外壁の美しさに負けない塗装になりました!
縦樋の塗装もおこないました。
エアコンカバーと同じタイミングですね。
雨樋は外壁から離れていますがやや狭いので、注意を払って塗装をおこないます。
霞美装では、塗装をおこなった担当とは別の職人が最終チェックをおこないます。
塗装を毎日していると目が滑ることもあるので、厳しい目で確認していきますよ。
石岡市でおこなった外壁塗装が完了しました!
足場も外してもらってスッキリ。
今度は1年後の定期点検にお伺いします!