担当スタッフ 間彦 元気(まひこげんき)
概要
築29年にして今回が初めての塗装となる小美玉市の現地。苔で黄土色になった屋根を洗浄し、棟板金の補修も完了。タスペーサーで雨漏りのないよう縁切りをおこない、遮熱効果のある塗料で熱さに強い屋根にしていきます!
施工内容 | 高圧洗浄 屋根塗装 付帯部塗装 補修 |
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使用材料 | サーモテックシーラー サーモテックメタルプライマー スーパーシャネツサーモSi マックスシールド |
施工期間 | 約4週間(全工程) ※外壁塗装は別途施工事例をご覧ください |
工事のきっかけ
小美玉市のお客様は、モルタル外壁に出来たヒビ割れが気になって塗装をご検討するに至りました。
霞美装の他いくつかの業者に現地調査を依頼されたそうです。
小美玉市 築29年の現地調査では、お客様ご夫婦立ち会いのもと、営業担当:間彦が調査をおこないました!
ひと目見ただけで防水性が失われていることがわかるスレート屋根です。
苔があるのは、屋根に塗装されていた塗膜が劣化しているからです。
塗膜の防水性が失われると、屋根瓦が水分を保つようになり、苔の胞子が付着します。
栄養のある場所で苔がどんどん増えていきます。
小美玉市のスレート屋根は、アンテナからのもらい錆もありました。
徐々に広がって棟板金自体にもサビが侵食していました。
棟板金は釘が浮いていて、強風で煽られると最悪の場合は落下や飛来の危険性がありました。
日当たりの悪い屋根は、苔もしっとりしてイキイキしていますね。。
植栽との距離も確認していきます。
今回小美玉市の現地調査で印象的だったのは、雨樋に生えていた雑草です。
雨樋の集水桝をプランター状態にして、すくすくと育っていました。。
土埃が堆積して、植物の種が芽を出してしまったんですね。
全体を確認していきましたが、雨樋プランター状態だったのは1箇所だけでした。
現地調査終了後は、報告書にまとめて、ご提案と一緒に説明をしていきます。
お客様のペースで判断頂き、急かすようなことはいたしませんのでご安心ください。
小美玉市のお客様から塗装のご依頼をいただきました。
日程を調整し、足場を立てて工事を始めていきます。
なお足場前には霞美装が近隣のお客様にご挨拶にお伺いします!
高圧洗浄で小美玉市現場スレート屋根にびっちり生えた苔を洗い流していきます。
汚れて不思議な模様があったスレート屋根が、真っ白になりました!!
塗膜がほとんどない状態なので、早めに塗装をおこないます。
植物が根を張っていた雨樋も洗浄で詰まりを解消していきます。
一瞬同じ場所とは思えないくらい綺麗になりましたね。
黒カビで真っ黒だった軒天もこのとおり、白さを取り戻しました。
高圧洗浄だけではまたすぐにカビの胞子がついてしまいます。
塗装をして防カビ対策をしていきましょう。
小美玉市現地のスレート屋根の棟板金は、温度差による膨張と収縮で歪み、浮きがでていました。
塗装の前に補修していきます。
浮いた棟板金の重ね目にシーリングを打ち込んでいきます。
シーリングを専用のヘラで成形したら、養生のためのマスキングテープを剥がして完了です。
該当部分全てにシーリングをおこないました。
棟板金同様に熱による膨張と収縮で、徐々に緩んで顔を出した釘です。
浮いた釘はまず打ち直します。
また浮いてこないように、シーリングで釘頭を固定しました。
欠けていたスレート屋根の欠片がみつかりました。
パズルのピースのようにぴったり!
シーリングで補修をおこないます。
糊のように割れ目にシーリングを打って、ヘラで抑えて完了です。
このあと塗装をして塗膜で保護されます。
スレート屋根の雨漏り対策にかかせないのがタスペーサーによる縁切りです。
霞美装では、一枚のスレート屋根板に、タスペーサーを二つ差し込んでいきます。
充分な隙間を確保して、雨漏りが起こらないようにするためです。
小美玉市のお客様は、スレート屋根の塗装に遮熱効果のある塗料を選ばれました。
サーモテックメタルプライマーは防錆効果があり、さらに太陽光が原因の熱を遮熱する効果を持つ下塗り塗料です。
棟板金のほか、雪止めも板金のため合わせて塗装をおこないました。
こちらが遮熱効果のある下塗り塗料「サーモテックメタルプライマー」です!
暑い夏が続く近年、人気が高い塗料です。
小美玉市築29年の屋根塗装現場、スレート屋根の塗装をおこないます。
下塗りにはサーモテックシーラーを使用します。
下塗りは通常1回ですが、小美玉市現地のスレート屋根は傷んでいるため、1度の塗装では終わりません。
サーモテックシーラーもサーモテックメタルプライマー同様に近赤外線を反射する塗膜をつくり遮熱塗料です。
下塗りを2回おこなって、上塗り塗料を塗っても吸い込まない、しっかりとした下地が完成しました。
上2つが下塗に使用したサーモテックシーラーです。
塗料は規定の塗布量があり、屋根面積から算出をします。
1缶からはみ出た分はきちんと計量をおこなって、
間違いがないか確認できるように数量を記載します。
こちらは上塗りに使用する「スーパーシャネツサーモSi」です。
シャネツと名前にあるのでわかりやすいですね笑
下塗りと上塗りでダブルの遮熱効果が期待できます!!
小美玉市の屋根塗装、上塗り1回目です。
細かい部分からダメ込み塗装をおこなって、広い面を塗っていきます。
規定の乾燥時間を守り、2回目の塗装をおこないました。
下屋根の塗装も同様におこない、熱さに強い屋根が完成です!!
小美玉市現地、高圧洗浄後に白くなった軒天です。
張り替えが必要な箇所はありませんでしたので、上塗りを2回に分けておこないます。
軒天塗装に使用したのは「マルチエースⅡ」
防カビ効果の高い、軒天に適した塗料です。
小美玉市現地、プランター状態だった雨樋の塗装です。
塗装をして詰まりが解消された雨樋。
塗装には、汚れにくく、紫外線による劣化に強い塗料を使用しました。
1回め、2回め、と乾燥時間を守り、算出した塗布量を全て使用して塗装完了です。
つやのある美しい仕上がりとなりました。
小美玉市の屋根塗装現場でおこなった破風板の塗装です。
もともとの破風板は、外壁と同じ色でした。
好みの問題でもあるのですが、写真でもみて分かる通り、汚れが目立ちます。
雨樋と同じ色で塗装をすることにしました。
塗装の方法は雨樋同様です。
細かい部分からダメ込み塗装をおこない、面を塗っていきます。
規定の塗布量と塗料に定められた乾燥時間を守って、破風板の塗装が完了しました。
メリハリのある色になりましたね!
破風板と雨樋に使用したのは「マックスシールド1500JY」です。
付帯部全般に使用する、外壁にも使われることのある、高耐候で劣化に強い塗料です。
主屋根でも下屋根でもない、窓や勝手口などの開口部の上部にあるのが「霧除け」です。
「庇(ひさし)」とも呼ばれる霧除けは板金のため、サビ止めをおこないます。
サビ止めに使ったのは、屋根の板金塗装でも使用した「サーモテックメタルプライマー」です。
上塗りには、雨樋と破風板でも活躍した「マックスシールド」を使用しました。
付帯部の色を揃えることにより、統一感のある仕上がりになります!