担当スタッフ 代々木 真(よよぎまこと)
概要
築26年で今までに2回塗装をおこなった現場です。モルタル外壁のクラックが気になって塗装を希望されました。クラックの補修をおこなって遮熱効果のある塗装をおこないました。
施工内容 | 高圧洗浄 クラック補修 外壁塗装 |
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使用材料 | プレミアムSSシーラープライマー 超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR スムースエポ サーモテックメタルプライマー マックスシールド |
施工期間 | 約4週間(全工程) 屋根塗装は別途施工事例をご覧ください! |
工事のきっかけ
築26年で今まで塗装業者ではなく、建設業の方に塗装を依頼されていたお客様からの塗装のご依頼です。
モルタル外壁のクラックが多く気になり、複数の業者に調査依頼と見積もりを取られていました。
現地の状態を把握するために、お客様立ち会いのもとかすみがうら市の現地調査に伺いました。
現地調査にお伺いしたのは営業担当:間彦です!
白黒で化粧柱が映える現地です。
お客様が気にされていたモルタル外壁のクラックです。
上下に稲妻のようにヒビ割れがはいっています。
かすみがうら市現地にはこのようなヒビ割れが多数ありました。
クラック以外のモルタル外壁の状態もみていきます。
塗膜が劣化して全体的に汚れがありますね。
ルーペでピンホール現象が起きていないか調べています。
ピンホールはピンで刺したような穴がいくつもある現象です。
塗装のトラブルで起こります。
かすみがうら市現地のように、ひとつやふたつの穴なら大丈夫です!
かすみがうら市現地のモルタル外壁には、クラック他に膨れがありました。
塗膜の亀裂から水分が外壁と塗膜の間に入りこんで出来る現象です。
外壁の他にお客様が気にされていたのは、ベランダの状態です。
ベランダは特殊で、板金で出来た屋根がそのままベランダになったような状態でした。
防水施工をおこなう場合、100万以上の費用がかかります。
ベランダにはマットが敷いてありました。
剥がして状態を確認しましたが、敷いてあったマットが効果があったのか
ベランダそのものの状態も大きな劣化は見られず、水はけにも問題がなく、
今回のベランダ防水塗装は見送りとなりました!
足場を組んだら、はじめにおこなうのは高圧洗浄で汚れを落とす作業です。
まずは現在の状態をパースに起こしてみましょう。
白を基調に、飾り柱と幕板の黒が映えますね。
イメージチェンジをされたいというお客様に複数パターンのカラーシミュレーションをご提案しました!
こちらはその一部です。
すでに別の家みたいですよね。
塗装によってイメージが変わるので新しい家に住むようですね!
今までの家も新しい家にも愛着が湧くことでしょう!
かすみがうら市の外壁塗装現場、シーリングの打ち替えをおこないます。
モルタル外壁ですが、飾り柱や幕板近辺のシーリングを打ち替え、
サッシ周りのシーリングを増し打ちしていきます。
養生をしたシーリング部分に、プライマーを塗布していきます。
シーリング自体には密着性がないため、プライマーを塗ることで剥がれないシーリングになります。
プライマーを打ったら、オープンタイムを守って新しいシーリングを打ち込んでいきます。
専用のヘラでおさえて成形をしたら、養生で使っていたマスキングテープを剥がしていきます。
剥がすときにはマスキングテープについているシーリングに注意をします。
何も気にしないで剥がすと、テープに付いたシーリングがあちこちについてしまいますからね!
これでシーリングの打ち替えは完了です。
建物全体の対象部分にこの作業をおこなうので、作業には約1日~2日要します。
かすみがうら市モルタル外壁に空いた大きな穴。
おそらくエアコンの機器があったあとだと思われます。
外したあとはそのままだったんですね。。
穴が空いていると雨水が入り込むほか、虫や小動物が内部に侵入します。
機器を外したあとでも穴は放置せずに埋めていきましょう。
施工に立ち会って、確認をするといいですね。
高圧洗浄をしてから日にちが経っているのと強風とで、塗装の前に拭き上げをして
モルタル外壁についたホコリを落としてから塗装に臨みます。
玄関ドアには養生をして、塗料がつかないようにします。
その他細かなライトや付帯部も養生していきますよ。
かすみがうら市の外壁塗装、下塗りに使用したのは「プレミアムSSシーラープライマー」です。
光触媒や無機塗料、フッ素塗料の塗膜は、一般的な下塗り材が付着しにくく塗装のトラブルが起こりやすくなります。
そこで活躍するのがプレミアムSSシーラープライマーです。
難付着と呼ばれる塗膜にもしっかりと付着してトラブルを防いでくれます。
全体にムラなく塗装をおこない、下塗り完了です。
けれどプレミアムSSシーラープライマーはまだまだ活躍します。
それは「ヘアークラック」が合った箇所です!
シーラーには弾力性があるので、充填剤と同じ役割を果たしてくれます。
細かいシーラーのヒビ割れに浸透し、クラックを埋めていきます。
弾力性もあるので揺れが起きても追従してくれます!
玄関周りの外壁も下塗りが完了です。
かすみがうら市の外壁塗装現場で使用した塗料は「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」です。
劣化に強く、汚れにも強い塗料なのですが、加えて「高い遮熱性」を持つ塗料なんです。
太陽の光の中でも、熱さの原因となる近赤外線を反射する塗膜をつくってくれます。
かすみがうら市の外壁塗装現場、1階には「ウィザードコッパー」という塗料を使っていきます。
白い外壁に黒の飾り柱の外観が、ここで一気に変わっていきます。
2回目の上塗り塗装です。
ムラなく隅々まで塗装をしていきます。
3回目の上塗り塗装です。
ここでアレ?と思った方は塗装についてよく勉強されている方だと思います!
通常塗装は、下塗り1回+上塗り2回です。
下地が傷んでいる場合などは、下塗り2回+上塗り2回になることが多いですね。
では何故上塗りを3回おこなったのか。
それは「規定の塗布量」を遵守したからです!
規定の塗布量は塗料それぞれに定められています。
規定の塗布量を算出すると、ほとんどが通常の2回塗りになります。
けれど、外壁のデザインによる凹凸や付帯部面積などにより、2回塗っても塗料が余ることがあります。
塗料が余るということは、規定の塗布量が守れていなく、塗膜も充分ではないということになります。
きちんと塗装の効果を発揮したいですよね!
そのため、今回のかすみがうら市の外壁塗装現場では上塗り3回となりました。
イメージチェンジをご希望のかすみがうら市のお客様、2階外壁塗装の上塗りです。
1階はウィザードコッパー、2階はバーチグレーです。
白っぽく見えますが、色の系統を揃えて少し黄緑がかったクリーム色に近いお色です。
2階の外壁塗装が完了しました!
これでかすみがうら市のモルタル外壁塗装は完了です。
あとは残った付帯部の塗装をおこないます。
かすみがうら市雨戸の塗装です。
雨戸には吹き付け塗装をおこないました。
吹き付け塗装は塗料が飛び散りやすいので、周辺環境にも左右されます。
かすみがうら市現場では条件がよかったため吹き付け塗装で雨戸の塗をおこないました!
下塗りにはサーモテックメタルプライマーを、上塗りにはマックスシールドを使用しました。
かすみがうら市のお客様のご希望で、イメージチェンジをしていきます。
雨戸は白基調のお色でしたが、今回はダークなお色にチェンジです。
かすみがうら市の外壁塗装現場、幕板の塗装です。
幕板は外壁との繋目部分から雨漏りが発生しやすいところです。
劣化していないか、定期的に確認をするといいですね。
帯板塗装は外壁とともに下塗りが完了しています。
上塗りには低汚染で高耐候のマックスシールドを使用しています。
2回上塗り塗装をおこなって帯板の塗装も完了です。
飾り柱も合わせて塗装をおこないました!
エアコンホースを巻いているテープが劣化していたので、ホースの巻き直しをおこないました。
塗装の範囲ではありませんが、霞美装では当たり前のようにおこなっています(^o^)
足場を利用して窓の拭き上げもおこないました!
かすみがうら市でおこなった外壁塗装が完了しました。
かすみがうら市の外壁塗装現場、全ての施工が完了して足場を解体しました!
イメージをガラッと変えるために、ベランダの部分も1階と同じ色にしてウィザードコッパーの面積を増やしました。
印象がかなり変わりますよね!
かすみがうら市のお客様とはまた定期点検でお会いいたします!