担当スタッフ 内田 亮太(うちたりょうた)
概要
小美玉市のお客様から築10年超えた家の塗装のご依頼をいただきました。 築10年で塗装に適した周期ではありましたが、スレート屋根は傷んでおり、あちこちに細いヒビ割れが、端部には苔が生えた跡がありました。 屋根塗装では遮熱塗料を使用した、夏の暑さに強い遮熱塗装をおこないました。
施工内容 | 屋根塗装 軒天塗装 破風板塗装 外壁塗装は別途施工事例をご覧ください! |
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使用材料 | サーモテックシーラー サーモテックメタルプライマー スーパーシャネツサーモ マックスシールド1500Si-JY マルチエースⅡ-JY |
施工期間 | 約4週間(全工程) |
工事のきっかけ
外壁塗装のタイミングで霞美装に現地調査のご依頼をいただきました。
小美玉市のお客様からご連絡をいただき、現地調査にお伺いしました。
お伺いした季節は夏真っ盛りの8月です。
小美玉市現地の屋根はスレート屋根でした。
霞美装では可能な限り、お客様立会いの現地調査をおこなっています。
屋根にはあがらず、高所カメラで確認することにより、お客様も普段見ることが出来ない屋根の様子を確認することが出来ます。
築10年を過ぎたスレート屋根にはあちこちに細かなヒビ割れがありました。
小美玉市現地のスレート屋根は、塗膜が劣化して防水性が失われていました。
防水性が失われ、水分を屋根材が含むことによって、苔の胞子が付着して、屋根に苔が生えるようになります。
屋根に設置された雪止めも劣化していました。
雨樋近くの屋根端部には、苔が生えていたあとがあります。
青々した苔は、夏の暑さで枯れてしまったようですが、その存在はしっかりと主張されていました。
小美玉市のお客様からは屋根塗装・外壁塗装のご依頼をいただきました。
施工をおこなうために必要な足場を設置します。
霞美装では足場を設置して施工に入る前に、近隣の住民の方へご挨拶に伺っています。
特に注意してほしい事柄などありましたら、打ち合わせの際にお聞かせください。
屋根塗装で塗料を塗る前に、洗浄をして汚れを落とす必要があります。
高圧洗浄の強い水圧でこびりついていた苔もスッキリ綺麗に落とすことが出来ました。
続いておこなうのは 縁切り作業 です。
縁切りとは、スレート屋根で塗装をおこなうときには必須の作業です。
塗膜で屋根板がくっついてしまうと、雨漏りが起こります。
雨漏りを防止するために、タスペーサーを挿入していきます。
霞美装では、一枚のスレート屋根板に2つのタスペーサーを使用しています。
小美玉市の屋根塗装、タスペーサーで縁切りをおこなったら、板金部分の塗装をしていきます。
板金には「サーモテックメタルプライマー」という、サビ止めに遮熱効果のある下塗り塗料をつかっていきます。
写真は棟板金と雪止めに下塗りをしているところです。
煙突の板金部分も塗装をおこない、小美玉市現地屋根の板金部分の下塗りが完了しました。
小美玉市現地の屋根塗装、続いてスレート屋根の下塗りです。
スレート屋根の下塗りにも「サーモテックシーラー」という遮熱効果のある下塗り塗料を使います。
屋根塗装の下塗り1回目が終わったら、クラック補修をおこないます。
スレート屋根にあった細かなヒビは、下塗りの白い色でよくみえるようになりました。
補修材でヒビ割れ部分を埋めていき、スレート屋根のクラック補修は完了です。
小美玉市のスレート屋根板のヒビ割れ補修が完了したら、下塗りの2回目をおこないます。
すべての工程で、塗膜が乾燥しているかのチェックは欠かしません。
右の写真は、スレート屋根に使用した「サーモテックシーラー」の塗料缶です。
高い遮熱性を誇る下塗り塗料です!
傷んでいたスレート屋根に充分な塗膜をつくるために下塗りを2回おこないました。
充分に補修出来たのを確認して、上塗り塗料を塗っていきます。
小美玉市のお客様が選ばれたのは「スーパーシャネツサーモ」という遮熱塗料です。
汚れに強く、汚れがついても落ちやすい塗料は、さらに遮熱効果を加えて、人気がある塗料になっています。
塗料会社の実験では、スーパーシャネツサーモを塗ったところと塗ってないところで15度の差が出たそうです!!
夏の15度はかなり大きいですね。
下塗りを2回、上塗りを2回おこない、スレート屋根の遮熱塗装が完了しました!
暑さの原因である近赤外線を反射して、夏の厳しい暑さを軽減してくれます!
小美玉市の屋根塗装現場、軒天塗装の様子です。
カビの生えやすい軒天には、マルチエースⅡ-JYという、防カビ効果のある塗料で塗装をおこないました。
小美玉市の軒天は大きな傷みはなかったので、通常通り、塗装を2回おこないました。
黒カビが広がっているなど劣化が著しい場合には、交換や下塗りがはいります。
小美玉市でおこなった遮熱効果の高い塗料で屋根塗装した現地、破風板の塗装です。
屋根を守る破風板もしっかりと塗装をして守っていきましょう。
はじめにケレンをおこない、塗料の密着性を上げて下塗りをおこないます。
下塗り後には上塗り塗料を2回に分けて塗布して、破風板の塗装は完了です。
防水性がひと目でわかる塗膜が完成しました。
雨樋には縦と横があり、横樋は破風板についています。
小美玉市の雨樋はボックスタイプでした。
容量が多く、葉っぱなどが詰まる可能性がない雨樋です。
こちらもしっかりと塗装を2回おこないます。
傷んでヒビ割れがいくつもあったスレート屋根は、補修と遮熱塗料により
雨にも、夏の暑さにも強い屋根になりました!
外壁塗装の様子は、別途施工事例にて御覧ください♪
霞美装では足場を撤去する前に、窓などの拭き上げをサービスでおこなっています。
普段手が届かない箇所がきれいになるのでお客様にお喜びいただいています♪