概要
築40年の外壁はチョーキングが発生、高耐候性の塗料で紫外線劣化から守ります!
施工内容 | 外壁塗装 その他の塗装 現場調査・点検 |
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使用材料 | 【外壁下塗り】サーモテックメタルプライマー【外壁上塗り】マックスシールド1500Si【軒天】マルチエースⅡ【破風板・鼻隠し・雨樋】マックスシールド1500Si |
築年数 | 築40年 |
施工期間 | 約1か月 |
工事のきっかけ
チラシを見てお問い合わせを頂きました
現場調査のようすを紹介します
屋根のようすを確認します
屋根のようすを確認します。瓦屋根なので塗装の必要はありませんが、瓦に割れやズレがないか確認していきます。汚れがありますが、特に問題はありませんでした。
外壁の状態を確認します
外壁は金属サイディングです。外壁に触れると指先にチョークのような白い粉のようなものが付着しました。これは、塗膜内の樹脂が紫外線などで劣化したものです。この現象をチョーキングと呼びます。チョーキングが起きている外壁は防水性が低下しているの、早めの塗装が必要です。
左の写真は外壁についた汚れです。右の写真は、小壁の表面が剥がれてしまっているようすです。
付帯部の状態を確認します
足場を組みあげました
足場を組み、飛散防止シートを取り付けて、いよいよ施工開始です。
高圧洗浄をおこないます
塗装を始める前に、高圧洗浄機を使用して汚れや埃を洗い流していきます。外壁は、劣化してチョーキングを起こしている塗膜ごと洗い流します。
外壁の塗装をおこないます
サッシやガスや電気のメーター類、エアコン室外機に塗料の付着を防ぐため、ビニールやテープなどを使い養生をおこないってから塗装作業を開始します。外壁の下塗りをおこないます。
下塗り完了後規定の時間を置き、乾燥させてから中塗りをおこないます。塗装作業は、丁寧に塗り、きちんと乾燥時間を置き、また塗り重ねるという工程を繰り返します。
下塗り、中塗り、上塗りの3回の塗り重ねを終え金属サイディング部分の塗装が完了しました。
これから塗装をおこなう小壁の場所を説明したいと思います。2階の2つの窓の上の部分に三角形の白い外壁が小壁です。下の外壁と切り替えがあり屋根に近い所の外壁で面積が小さい部分を小壁と呼びます。
小壁も妻換気口に養生をおこなって、下塗りから上塗りまでを終えました。
軒天の施工をおこないます
軒天の張替えをおこないました
軒天(のきてん)は軒の天井のことです。軒天の一部が劣化し、剥がれてしまっていました。軒天の張替えをおこないました。
塗装をおこないます
一部、張替えが必要となってしまった軒天の塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回の塗り重ねをおこないました。塗膜の厚みが増し丈夫になります。
破風板の施工をおこないます
破風板と鼻隠しの塗装をおこないました。素地に合わせ、下塗りをおこない、紫外線に強い塗料を選び中塗り、上塗りをおこないました。
鉄部の塗装をおこないます
軒の施工をおこないます
軒の屋根は金属製なので、サビ止めの効果がある塗料で下塗りをおこない、高耐候性の塗料で中塗りをおこなっている写真です。
既定の量を塗布し、乾燥させ上塗りをおこないます。
雨戸の施工のようす
雨戸はレール部分は動きが悪くなるため、塗装はおこないません。養生テープでしっかり保護しておきます。雨戸の凹凸にも塗料がいきわたるように塗り広げていきます。
紫外線や風雨に強い高耐候性の塗料で中塗りと上塗りをおこないます。劣化に強いということは、キレイな状態を長く維持することができるということです。
木製部分の塗装をおこないます
玄関前の化粧垂木と丸柱の塗装をおこないます。木材は紫外線と雨の影響でシミができたり、色褪せが起きています。防虫・防カビ・防藻の効果のある塗料を使用しています。この塗料は表面を覆うのではなく、内部に浸透する塗料なので、塗膜が剥がれてそこから虫の被害に遭うということがありません。
塗装が完了し落ち着いた色になり、重厚感がある仕上がりになりましたね。
施工が完了し、足場を外しました
劣化によりチョーキングが起きていた外壁も一部が剥がれていた軒天も、破風板や雨樋もそれぞれの場所に合わせた高耐候性の塗料で仕上げました。
劣化に強いことは塗装したばかりのキレイな状態を長く維持できるだけでないく、雨漏りなどの不安がなくなり、安心して過ごすことができますね。