概要
保育施設を、吹き付け塗装で艶のある仕上がりに!
施工内容 | 外壁塗装 屋根塗装 部分塗装 |
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使用材料 | 外壁:シリコンフレックスJY、屋根:セラマックス1500Si、サーモテックプライマー |
築年数 | 約30年 |
施工期間 | 1週間 |
工事のきっかけ
建物のところどころに発生したサビが気になるとのご相談。
保育施設のため、外観はもちろん、夏場に室内が熱くなりすぎないようにしてほしいとのご要望。
保育施設の塗装のご依頼です。
長年、風雨にさらされ外壁や屋根など至るところにサビが浮いてしまっており、塗装での補修の相談がありました。
また、保育施設ということもあり、近年の猛暑で室内の温度上昇の心配もされていました。
遮熱性のある塗料での塗装をご提案させていただき、施工に移っていきました。
洗浄&養生!
まず、塗装の前の準備です。
高圧洗浄機を使用して、塗装を行う建物を洗浄していきます。
塗装前に洗浄をしっかり行い、外壁や屋根に付着した汚れやゴミを落とすことで、塗料の密着性を上げ、塗装後の剥離やひびわれが起きるのを防いでくれます。
高圧洗浄を疎かにしてしまうと後々剥がれが出てしまう恐れがあります。
塗装の前の下準備として、シートによる養生があります。
窓やドアなど塗装を行わない場所をシートで保護することにより、飛散した塗料で窓などを汚すことを防いでくれます。
美しい仕上がりのためにも、養生は欠かせない作業になっています!
屋根塗装!
屋根塗装の様子です!
まず、下塗りを行います。
『サーモテックプライマー』という金属専用の下塗り剤を使用します。
防サビと高い遮熱性を持っている塗料で、しっかりと塗布することにより、屋根材をサビから守ってくれます。
下塗りが完了しました。
続いて中塗りの様子です。
今回の現場では、ローラーではなく吹付けで塗装を行いました。
広範囲に万遍なく塗装ができる方法ですが、塗料の飛散がローラーよりも大きくなってしまったり、風向きをしっかり考慮して施工しなくてはなりません。
幸い、周りに他の建物がなかったので、吹付け塗装を行えましたが、住宅密集地では選択できない施工方法になります。
中塗りが完了後、上塗りを行い屋根の塗装工程がすべて終わりました。
今回、トップ剤として『セラマックス1500Si』という無機塗料を使用しました。
汚れや紫外線に強く、耐用年数が長いことでも知られています。
外壁塗装!
続いて外壁の塗装です。
まず、下塗りを行いました。
屋根の塗装同様、吹付け塗装で施工しました。
広範囲を塗装する場合、塗むらが少なくなり、均一に塗装することができます。
続いて、中塗りの様子です。
中塗りが完了しました。
今回、トップ剤として『シリコンフレックスJY』という外壁専用の塗料を使用して塗装を行いました。
汚れにくい低汚染性、紫外線に強い高耐候性があるのはもちろん、帯電しにくい性質がありホコリの付着も防いでくれます。
上塗りの様子です。
中塗りと同じ塗料を使用することで、塗膜の厚みをしっかりと確保でき、塗料の性能を充分に発揮することができます。
上塗りが完了しました。
塗装により、艶のある美しい外壁に蘇りました。
汚れに強い塗料になるので、塗り替えたままの状態が長く保てるでしょう!
鉄骨塗装!
続いて、屋根を支える鉄骨部の塗装の様子です。
赤サビがうきでてしまっており、このままサビによる腐食が進むと屋根を支えられなくなってしまうので、しっかりと保護していきます。
まず、ケレンです。
サンドペーパーを使いサビをこすり落としていきます。
鉄骨部の塗装になります。
しっかりと塗装することで、鉄骨本体を保護できます。
鉄骨部の塗装が完了しました。
雨樋塗装!
続いて、雨樋の塗装の様子です!
雨樋は、直線の部分と曲線部が混じり合ったり、表から隠れて見えない場所があったりと、ローラーだけでは塗るのが非常に難しい部材になります。
塗装したい場所に合わせ、ローラーやハケなど道具を使い分け、塗装を行っていきます。
雨樋の塗装が完了しました。
今回の現場の雨樋は、塩化ビニル樹脂製のものでした。
塩化ビニル樹脂製のものは、塗装での部材の補強や保護ができず、美観のために塗装を行っています。
劣化が激しく、破損などが見られる場合は塗装ではなく、交換をおすすめすることもあります。
無料相談承っております!
弊社では、契約に至らなかった場合の現場調査費用は頂いておりません。
一般住宅だけでなく、店舗や倉庫、事務所などの業務用の建物の塗装も承っております。
お気軽にご相談ください。