防災瓦とは|屋根材選びで知りたい日本瓦と防災瓦の違いを解説
地震や台風などの自然災害が頻繁に発生する現代において、マイホームを持つ多くの人が、住まいの安全性を真剣に考えるようになっています。
特に、瓦屋根は古くから日本の住宅に用いられてきた伝統的な屋根材ですが、地震や強風による被害のリスクが懸念されることも事実です。
そこで注目されているのが、従来の瓦よりも耐震性・耐風性に優れた「防災瓦」です。
今回は、防災瓦の特徴や、通常の瓦との違い、メリット・デメリット、費用相場、選び方のポイントなどを詳しく解説することで、みなさんが防災瓦について理解し、安心して選択できるようになることを目指します。
防災瓦とは
防災瓦とは、従来の瓦よりも地震や台風などの災害に強い瓦です。
従来の瓦は、瓦桟と呼ばれる木材に引っ掛けて固定されているため、地震や強風によってズレたり浮いてしまうリスクがありました。
しかし、防災瓦は、ロック式と呼ばれる工法で瓦同士の連結を強化し、さらに瓦を釘で野地板に固定することで、耐震性・耐風性を大幅に向上させています。
1: ロック式工法
・防災瓦は、瓦同士を「ロックアーム」と呼ばれる金具で連結させることで、従来の瓦よりも強固に固定されています。
・ロックアームは、瓦の形状に合わせて設計されており、地震や強風による揺れにも耐えられるようになっています。
2: 釘固定
・防災瓦は、瓦を釘で野地板に固定することで、さらに耐風性を高めています。
・釘は、瓦の強度を高め、強風による吹き上げを防ぐ役割を果たしています。
3: 軽量化
・防災瓦は、従来の瓦よりも軽量化されていることも特徴です。
・軽量化により、建物の構造への負担を軽減し、地震や強風に対する耐性を向上させています。
防災瓦と通常の瓦の違い
防災瓦と通常の瓦の違いは、構造面と性能面で大きく異なります。
1: 構造面
・通常の瓦: 瓦桟と呼ばれる木材に引っ掛けて固定
・防災瓦: ロックアームで瓦同士を連結し、さらに釘で野地板に固定
2: 性能面
・通常の瓦: 地震や強風でズレたり浮いてしまうリスクがある
・防災瓦: 耐震性・耐風性が向上
防災瓦は、従来の瓦よりも地震や強風に対する耐性を大幅に向上させているため、安心して住める家を実現したいと考えている人にとって、最適な屋根材と言えるでしょう。
まとめ
今回は、防災瓦の特徴や、通常の瓦との違い、メリット・デメリットなどを解説しました。
防災瓦は、地震や台風などの災害に強く、安心して住める家を実現したいと考えている人にとって、最適な屋根材です。
ただし、防災瓦は通常の瓦よりも価格が高いため、予算に合わせて検討する必要があるでしょう。
また、防災瓦を選ぶ際には、施工業者との連携も重要です。
信頼できる施工業者に依頼することで、より安全で安心できる住まいを実現することができます。
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