コロニアル屋根の種類と選び方|特徴・価格・耐久性から最適な屋根材を見つけよう
新築やリフォームで家を建てる際に、屋根材選びは重要な要素の一つです。
特に、コストパフォーマンスに優れたスレート屋根は人気ですが、その中でも「コロニアル」は多くの住宅で見かける定番の屋根材です。
しかし、コロニアルは種類が多く、それぞれ特徴や価格、耐久性などが異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、コロニアル屋根の種類や特徴、価格、耐久性、メンテナンス方法などを詳しく解説することで、みなさんが自分の家のニーズに合った最適な屋根材を選択できるようになることを目指します。
コロニアル屋根とは?
コロニアルとは、ケイミュー株式会社が販売しているスレート屋根のシリーズ「カラーベスト」の商品名です。
スレートとは、セメントと繊維質を混ぜ合わせて薄い板状にした屋根材のことです。
住宅に使われているスレート屋根材の中でも、コロニアルの普及率は非常に高いです。
そのため、商品名ではあるものの、コロニアルは屋根材の名称としてよく耳にするようになりました。
1: コロニアル屋根の歴史
コロニアルは、1979年に発売されて以来、多くの住宅に使用されてきました。
当初はアスベストを含む製品でしたが、アスベストが健康に悪影響を及ぼすことが明らかになったため、2001年からはアスベストを含まない製品が販売されるようになりました。
現在では、アスベストを含まない「コロニアルグラッサ」や「コロニアルクァッド」などが販売されています。
2: コロニアル屋根の特徴
コロニアル屋根は、価格が安く、施工がしやすいなどのメリットがあります。
また、カラーバリエーションが豊富で、デザイン性にも優れています。
一方で、割れやすく、コケなどが発生しやすいなどのデメリットもあります。
3: コロニアル屋根の価格
コロニアル屋根の価格は、種類や施工方法によって異なります。
一般的に、アスベストを含まない製品の方が価格が高くなります。
また、葺き替え工事よりもカバー工法の方が価格が安くなります。
4: コロニアル屋根の耐久性
コロニアル屋根の耐久性は、種類によって異なります。
アスベストを含む「ニューコロニアル」は耐久性が高いですが、アスベストを含まない「コロニアルNEO」や「コロニアルクァッド」は耐久性が低くなっています。
コロニアル屋根の耐用年数は、約20~30年と言われています。
コロニアル屋根の種類と特徴
コロニアル屋根は、アスベストの有無や耐久性によって、いくつかの種類に分けられます。
以下より紹介します。
1: コロニアルクァッド
コロニアルクァッドは、2008年から現在まで販売されている、アスベストを含まないコロニアル屋根です。
コロニアルNEOの後継製品として、耐久性や耐候性が向上しています。
また、カラーバリエーションも豊富で、デザイン性にも優れています。
2: コロニアルグラッサ
コロニアルグラッサは、2010年から現在まで販売されている、アスベストを含まないコロニアル屋根です。
コロニアルクァッドと同様に、耐久性や耐候性が向上していますが、紫外線に強い点が特徴です。
そのため、日当たりの良い場所に建てる住宅に適しています。
まとめ
コロニアル屋根は、種類によって特徴や価格、耐久性が異なります。
自分の家のニーズや予算に合わせて、最適な種類を選ぶことが重要です。
アスベストを含まない製品を選ぶ場合は、耐久性や耐候性に優れた「コロニアルクァッド」や「コロニアルグラッサ」がおすすめです。
コロニアル屋根は、適切なメンテナンスを行うことで、長く快適に過ごすことができます。
定期的な点検や清掃、必要に応じて修理を行うことで、屋根の寿命を延ばすことができます。
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