一度雨漏りした家は要注意！放置すると悪化する理由と対策を解説

更新日 : 2024.09.06

かつて自宅で雨漏りを経験し、その日から不安がつきまとっているのではないでしょうか。
せっかくのマイホームなのに、雨漏りが再発するのではないかと心配で、気持ちも落ち着かないかもしれません。

この記事では、一度雨漏りを経験した家の持ち主に向けて、放置することによるリスクと、適切な対策方法を分かりやすく解説します。
雨漏りを放置することで、家が傷んでしまうだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事を読んで、適切な対策を講じ、安心できる住環境を取り戻しましょう。

□一度雨漏りした家の放置は危険！

一度雨漏りを経験した家は、放置すると、家の構造や住環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

1:家が傷む

雨漏りは、家の構造材である木材を腐らせる原因となります。
木材は、一度濡れても乾燥すれば腐ることはありません。
しかし、常に湿った状態が続くと、腐朽菌が繁殖し、木材が腐り始めます。
腐った木材は強度が低下し、最悪の場合、家の構造が不安定になる可能性も考えられます。

2:シロアリが発生する

雨漏りは、シロアリが発生しやすい環境を作り出してしまいます。
シロアリは、湿気を好み、腐った木材を餌として繁殖します。
雨漏りにより、床下や壁の中が湿気てしまうと、シロアリが侵入し、家全体を食い荒らしてしまう可能性があります。

3:アレルギーや喘息の原因となる

雨漏りによって、家の中にカビが発生することがあります。
カビは、アレルギーや喘息の原因となるだけでなく、健康被害にもつながります。
特に、小さなお子様や高齢者は、カビの影響を受けやすいので注意が必要です。

□一度雨漏りした家の適切な対策

雨漏りを放置すると様々な問題を引き起こすことが分かりました。
では、どのように対策すれば良いのでしょうか。

1:原因の特定

雨漏りの原因を特定することが、適切な対策を行うために最も重要です。
屋根、壁、窓など、様々な箇所から雨水が浸入している可能性があります。
原因が特定できない場合は、専門会社に診断を依頼することをおすすめします。

2:適切な修理

原因が特定できたら、適切な修理を行いましょう。
屋根の葺き替え、壁の補修、窓の交換など、状況に応じて様々な修理方法があります。

3:定期的なメンテナンス

雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
屋根や外壁の点検、排水溝の清掃などを定期的に行うことで、小さな問題を早期に発見し、大きな被害を防ぐことができます。

□まとめ

一度雨漏りを経験した家は、放置すると様々な問題が発生する可能性があります。
家の構造が傷むだけでなく、シロアリが発生したり、アレルギーや喘息の原因になったりする可能性も考えられます。
雨漏りの対策としては、原因の特定、適切な修理、定期的なメンテナンスが重要です。
早めの対策を行うことで、安心して暮らせる住環境を取り戻すことができます。
雨漏りのことでお困りの方は、専門会社に相談することをおすすめします。