かすみがうら市で現地調査。赤外線サーモグラフィーでモルタル外壁に雨漏りがないか確認!
地域のみなさまの 「家のかかりつけ医」に!プロタイムズ 石岡店 土浦神立店 霞美装です!
土浦市・石岡市・かすみがうら市・小美玉市をメインとした茨城県南地域で、
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理など家のお困りごとのご相談を承っております。
かすみがうら市のお客様よりご依頼いただいた、現地調査の様子です。
赤外線サーモグラフィーを使って、目には見えない建物内部の様子を調査していきます。
現地調査にお伺いしたのは、営業担当の間彦です!
現地調査は外気温10℃の冬。外壁の温度は何度?
かすみがうら市、築35年の家を赤外線サーモグラフィーで調査していきます。
赤外線サーモグラフィーは、建物の温度分布を可視化して、不具合がないか確認をするための器械です。
現地調査にお伺いしたのは、外気温が約10℃となる冬の日でした。
お伺いした当初は曇り空でしたが、徐々に晴れ間が広がったころにおこないました。
外壁の表面温度はどうなっているでしょうか。
こちらが赤外線サーモグラフィーでみた画像です。
右端が温度分布。
最高温度は29.9℃、最低温度は15.3℃となっています。
冬の寒い日で、ずっと晴れていたわけでもないのに、外壁の温度は春先の気温の23℃くらい、雨戸は初夏の気温くらいの30℃近くになっています。
真夏だとかなり温度が高くなりそうです。
外壁を間近でみてみます
リシン吹き付けのモルタル外壁、劣化して溜まった汚れが流れて跡になっているところです。
影の部分が温度が低くなるのはわかりますよね。
けれど赤外線サーモグラフィーでは、影になっていない箇所も温度が低くなっています。
汚れが跡になっていることからもわかるように、塗膜劣化により、防水性が低下して、外壁が水分を含んでいる状態です。
装飾帯の上は温度が低く
今度は装飾帯がついている外壁をみていきましょう。
赤外線サーモグラフィーでみてみると、装飾帯の上部は温度が低く、下部は逆に温度が高くなっています。
これは装飾帯が板金製であるためです。
水が溜まりやすい帯上部は低く、下部は表面温度の上昇により高くなります。
冬でこれだけの差が出ています。
最近の真夏の気温では、鉄部の装飾帯でたまごが焼けてしまうくらい、温度が高くなりそうです。
なんともなさそうな外壁をサーモグラフィーで撮影
モルタル外壁の別の箇所を赤外線サーモグラフィーでみてみましょう。
塗膜劣化はみられますが、特に酷い被害ではなさそうですね。
赤外線サーモグラフィーでみた画像がこちらです。
緑色の格子のようなものがみえますね。
これは外壁内部の木材、胴差しと間柱でしょう。
かすみがうら市の住宅は、鉄骨ではなく木造。
木材は熱伝導率が低く、天然の断熱材ともいわれています。
雨漏りとの見極めが難しいかもしれませんが、温度が低いというだけで慌てなくて大丈夫です!
かすみがうら市の現地も、雨漏りはしていませんでした。