石岡市で築8年の家の現地調査。屋根棟板金を支える釘がありません!
ご覧いただきありがとうございます。
プロタイムズ 石岡店 土浦神立店 霞美装です。
霞美装は、土浦市・石岡市・かすみがうら市・小美玉市を中心とした茨城県南地域で
外壁塗装・屋根塗装、雨漏り修理、内装リフォーム、空き家リノベーションなど
おうちに関するお困りごとのご相談を承っております。
今回ご紹介するのは、プロタイムズ 石岡店のある石岡市のお客様からのご依頼です!
新築の場合の外壁塗装タイミングはおおよそですが、築8年から12年といわれています。
ご連絡をいただいた石岡市のお客様宅は築8年でした。
外壁シーリングが気になってのご相談、現地の様子を確認していきましょう!
ご連絡をいただいた週の週末にお伺いしました!
築8年の石岡市現地にお伺いしたのは、営業担当の間彦です!
お問い合わせいただいたのが月曜日。
お客様と弊社の日程が合ったのがその週の土曜日でした!
外壁シーリングが気になっての現地調査依頼でしたが、気になるシーリングだけではなく、家全体を確認していきます。
上から確認!屋根をみていきます
石岡市現地の屋根はアスファルトシングルでした。
ブログでご紹介するのもアスファルトシングル屋根が続いていますね~。なにかあるんでしょうか?!笑
アスファルトシングルは欧米で多く採用されている屋根材で、シート状になっており加工がしやすく、軽量で耐震性が高いのが特徴です。
薄いので強風に弱いのがデメリット。表面に石粒を吹き付けてあるので、上から小石が落ちてくることもあります。
アスファルトシングルの屋根は、家を守る塗装は今のところ出来ません。見た目を変えるための塗装になるでしょう。
塗料の開発は進んでいるので、アスファルトシングルに適した塗料もそのうち出てくるかもしれませんね。
トラブルがあったらカバー工法をすることが多いですが、石岡市現地のアスファルトシングルには問題はありませんでした。
棟板金に赤信号!
屋根の棟板金です。
「棟」という部位は、和瓦でもスレートでもある部分です。
屋根が山形になった頂点といえばわかりやすいでしょうか。瓦が重なった上の隙間を棟がカバーしています。
雨漏り防止はもちろん、換気の役割ももっています。
粘土系の瓦では棟瓦、板金では棟板金と呼びます。
石岡市の棟板金。釘で留めているのですが、釘に影がみえますね。
棟を抑えている釘が浮いてきています!
こちらも石岡市現地で撮影した写真です。
棟板金の板金同士の重なりに隙間があるのがみえますね。
この隙間は釘浮きと温度差によるものです。
釘が浮いて緩んでしまっているから、そして熱による膨張と収縮です。
重なった棟板金が浮いて隙間が出来てしまうと、雨水が入り込んでしまいます。
風も通るので、棟板金が剥がれる可能性もあります。
棟板金の隙間と釘浮きは要注意です!
石岡市でおこなった現地調査。
こちらは合わせ技(?)です。
棟板金の釘がなくなり、棟板金が動いてしまい、形が変わってしまいました。
釘部分にサビもみられますね。
すぐの被害はなさそうですが、放置して大型台風が来たら棟板金が落ちてしまうかもしれません。
正しい位置で釘浮きをして、重ね目を塞いでいきましょう。
雨樋には土埃がありました
石岡市現場の雨樋です。
雨樋カバーがないタイプですね。
風に運ばれた土埃が雨樋に蓄積しています。
周辺環境から落ち葉が詰まることは少なそうですが、時々詰まっていないかチェックするといいですね。
土埃は雨などでこびりついてしまうことも。
高圧洗浄できれいに洗い流していきます。