小美玉市でサーモグラフィー調査!シーリングから雨漏り?
小美玉市でおこなった現地調査の様子をご紹介していきます!
色褪せてヒビ割れがあったスレート屋根や、隙間があった外壁シーリングなどを確認してきました。
今回は目に見えない部分、建物内部を赤外線サーモグラフィで調査していきます。
赤外線サーモグラフィー調査!
赤外線サーモグラフィーの機器を使って、外壁の様子をみていきましょう。
一見問題ないような外壁です。
サーモグラフィーでみてみると、シーリングの部分が青くなっています。
シーリング自体もヒビ割れが酷くあったわけではありませんが、劣化したシーリングが雨水をじわじわと吸い込み、内部に水分が入り込んでいきます。
別の角度からもみてみましょう。
井桁のようにシーリングがクロスしている外壁です。
サーモグラフィー画像でみてみると、特に中心の部分の色が変わっていますね。
雨水が浸透していったら、室内の壁紙などにも影響が出てきます。
結露で壁紙が浮いてしまい、直すのにも費用が嵩んでしまいます。
定期的にメンテナンスをしていきましょう。
現地調査に伺ったのは気温が40度近くになる夏日です。
外壁は42度近く、サーモグラフィー画像では真っ白になっています。
雨樋は雨水を通すため、やや低くなっていますが、それでも熱いのがみてわかりますね。
最高気温が更新されていく近年、外壁塗装は遮熱塗装をオススメしています。
熱さの原因となる近赤外線を反射して、建物の表面温度の上昇を防いでいきます。
小美玉市現地の玄関写真です。
サーモグラフィーでは、日陰になっている玄関軒が青くなっていますね。
ちなみにグラデーションになっているのは目安の色で、下は35.1度、上は43.3度となっています。
青く表示がされていてもなかなかの熱さですね。。
ここで注目してほしいのは、玄関軒の上部・入隅部分です。
入隅とは建材と建材がぶつかってできる内側の角度のことですが、まわりの外壁同様に日があたる箇所にも関わらず、青くなっているのがわかります。
角の部分は雨漏りに繋がりやすい部分です。
定期的に確認をするといいですよ。