石岡市、光触媒の外壁は塗装しにくい?密着性の高い下塗りで外壁塗装!
こんにちは、霞美装です。
今回は石岡市にある現場でおこなった外壁塗装のご紹介です。
石岡市の現場は光触媒の外壁を使われていました。
光触媒の外壁への再塗装は塗装しにくいと言われています。
今回はそんな光触媒の外壁への塗装についてお伝えしていきます!
光触媒とは?
光触媒の外壁は一時人気でよく使われていました。
光触媒の特徴としては、
光で汚れを落とすセルフクリーニング機能
です。
最近ではフェイクの観葉植物などにも光触媒が使われていますね。
光(紫外線や可視光)が当たることによって、化学反応がおこり、有害物質が分解されて、
脱臭や抗菌・防汚などの効果が見込めるとされています。
聞いていると使ってみたくなる機能ばかりですが、親水性が高いため、藻が発生しやすいなどのトラブルも多くありました。
一昔前と比べると使われる頻度は減っているように感じます。
なお現在では防藻効果を持つ外壁パネルが開発されているようです。
塗装をするときには注意が必要
光触媒の外壁を塗装するときには注意が必要です。
なぜなら、光触媒の塗り替えは
「塗料の密着性が極めて悪い」
からです。
光触媒の外壁を見分けるのはやや難しいため、お客様のもっている情報が重要です。
竣工時の仕様書などをお持ちでしたら、用意しておきましょう。
今回の石岡市現場では、お客様が品番などがすべて書かれた概要書をお持ちでしたので
塗料の選定も、張り替える外壁の品番も、簡単に調べることが出来ました。
光触媒であることに気付かないで対応していない塗装をしてしまうと
早期に剥がれてしまったり、変色してしまったりとトラブルが起こります。
塗装で失敗しないためにも
光触媒の外壁の場合は注意が必要!と覚えておきましょう。
塗装前の外壁
石岡市現場の外壁、塗装前です。
シーリングの打ち替え、穴の空いた外壁の交換は完了しております。
石岡市、光触媒の外壁へ塗装をはじめていきます。
下塗りで、上塗り塗料が密着するように、下地を整える必要があります。
以前は適応塗料がありませんでしたが、開発が進み、いまでは数社で光触媒対応の下塗りを出しています。
今回石岡市の現場で使用した下塗りは「プレミアムSSシーラープライマー」です。
光触媒にも対応した密着性の高い塗料です。
乾燥時間を守ります
下塗りを塗ったら、乾燥時間を守って上塗りの塗装をおこないます。
塗料には規定の乾燥時間があり、これを守らないと早期剥離などの塗装トラブルがおこります。
霞美装では塗料に定められた塗布量・乾燥時間を守り
適切な塗装をおこなっています!