石岡市で屋根板金塗装。鉄部には鉄部に適した塗料を!
石岡市で屋根塗装をおこないました。
現地でおこなった作業の様子をお伝えいたします!
石岡市現場の屋根はスレート屋根、経年による劣化が著しく、
現地調査の際は苔が生えて雨染みがアチラコチラにある状態でした。
スレート屋根瓦の塗装をおこなう前に、板金の塗装をおこなっていきます。
棟板金には金属にあった下塗りを使います
石岡市の屋根塗装現場、スレート屋根の棟板金塗装です。
棟板金の下塗りの前に、研磨による塗料密着向上をするケレン作業をおこなっています。
屋根瓦にタスペーサーを差し込むと同じタイミングで、板金の釘浮きの補修もおこないました。
下準備を万全にしてから、はじめて塗装がおこなえるんですね。
棟板金とは?
棟板金とは、屋根の棟に使われる板金のことです。
棟とは、屋根が交差した山型のてっぺんの部分です。
家を描いてごらんと言われたら、本を開いて逆さに置いたような屋根を描くと思います。
本でいうと背表紙にあたる部分が 屋根の「棟(むね)」です。
屋根は、垂木(たるき)と呼ばれる骨組みに、野地板(のじいた)と呼ばれる板を打ち付けていきます。
その上に下葺きでルーフィング(防水シート)を敷き、その上から屋根瓦を敷いていきます。
すると、てっぺんの棟の部分が空いてしまいますね。
雨水から家を守るのに、てっぺんに「棟」を取り付けます。
瓦屋根は「棟瓦」、スレート屋根は「棟板金」、名前は違いますが役割は一緒です。
サーモテックメタルプライマー
石岡市の屋根塗装現場で板金に使ったのが「サーモテックメタルプライマー」です。
サーモテックメタルプライマーは「メタル」があるとおり、金属に適しています。
「サーモテック」の名もついているとおり、遮熱効果のある下塗り材です。
塗料にはそれぞれ適した素材があり、材質を見極めて塗料を選んでいきます。
塗料の選定を間違えると雨漏りを引き起こすこともあるため、きちんと理解をしている業者を選びましょう。
霧除けにもサーモテックメタルプライマー
石岡市の屋根塗装現場、霧除けと呼ばれる小さな屋根にも「サーモテックメタルプライマー」を使用していきました。
はじめにケレン作業で、塗装面と塗料の密着性をあげる作業をおこないます。
霧除けも金属のため、金属に適したサーモテックメタルプライマーを使いました。
金属を使用した建材をまとめて「鉄部(てつぶ)」と呼びます。
鉄部には鉄部にあった塗料を使うことで
塗装によるトラブルもなく美しい塗装が長持ちします。