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石岡市、凍害に遭った築25年の家をサーモグラフィー調査

更新日 : 2023.01.10

こんにちは!「家のかかりつけ医」を目指しています、霞美装です。

土浦市周辺で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理などの工事を承っております。

 

こちらのブログでは石岡市にある築25年の凍害に遭った家の現地調査の様子をご紹介していきます。

目視での現地調査が終わり、サーモグラフィーで雨漏りの様子を確認していきます。

 

サーモグラフィー調査でわかる温度差!

窓がふたつある外壁の様子
少し離れた箇所からみていきます
サーモグラフィーでみた窓が2つある外壁の様子
うっすら温度が低い箇所がありますね

石岡市築25年の家のサーモグラフィー調査。

サーモグラフィーで表面温度をはかり、家の内部に雨水が浸透していないか、雨漏り調査をしていきます。

 

まずは北側の面から、全体的に黄色く問題ないようにみえますが

よく見るとうっすら青がかっている部分がありますね。

大きな被害ではないですが、外壁の防水性が失われて外壁が水分を含んでいるのがわかります。

 

外壁の下がボロボロになって表面が剥がれて浮いている
凍害により外壁下部が剥がれて浮いています
サーモグラフィー、黄色い一面に被害にあった部分が青くなっている
剥がれている周辺の外壁がうっすら青くなっています

石岡市の現地調査、サイディング外壁の下部が大きく剥がれている箇所です。

これは外壁の防水性が失われて、外壁が雨水を弾くことなく吸い込んでしまい、外壁が水分を含んだ状態で気温が下がり、凍って溶けての膨張と収縮を繰り返した結果起こったものです。

これを凍害といいます。

サーモグラフィーでみても、凍害が起こった周辺の外壁がうっすら青くなっています。

温度が下がっている≒水分を含んでいると考えていいでしょう。

 

凍害に遭った外壁のアップ
縦に大きく剥がれた箇所です
サーモグラフィー写真、剥がれた部分から青くなっている
大きく空いた部分から青く広がっているのがわかります

石岡市築25年の家は、サイディング外壁のあちこちが凍害に遭って、外壁が浮いて剥がれていました。

 

大きく剥がれた部分をサーモグラフィーでみてみると、温度が下がったことを示す青色になります。

じわじわと侵食する毒のように、雨水は外壁を蝕んでいきます。

 

外壁と軒天の写真
左は外壁、右側は軒天です。
一部分が青くなったサーモグラフィー写真
角が青くなっています

石岡市で撮ったサーモグラフィー調査の写真。

こちらは外壁と軒天の部分です。

 

左の洗濯物干し竿は金属のため濃い青色になっていますね。

軒天の全体が同じ色になっていないのは、出窓の軒から光が反射したものと思われます。

 

青くなっていても、すべてに問題があるわけではないのが分かる写真です。

 

現地調査後は調査報告書とお見積りをお渡ししてお客様の回答を頂いてから施工契約となります。

弊社から焦らせるようなことはいたしませんので、お客様のペースで検討していただいて大丈夫です!

 

石岡市のお客様はこの後ご契約となり、外壁修理と合わせて塗装をおこないました。

次回は施工に入る様子をご紹介していきます!

 

 

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