石岡市で塗装メンテナンスのご相談。まずは現場調査で傷んだ箇所をチェック!
こんにちは!街の外壁塗装やさん 土浦石岡店 霞美装です!
石岡市のお客様より、塗装メンテナンスのご相談を受けました。
市民講座で『塗装リフォーム講座』を受講し、家屋の防水性や、雨漏りリスクについて不安になり、必要な補修を行いたいと当社にご連絡をくださいました。
まずは、現場調査を行い、家屋の傷んだ箇所をチェックしてどんな補修が必要か調べていきます!
今回はその際の、現場調査の様子をご紹介います!
屋根
まずは屋根を高所カメラで撮影します。
今回の現場の屋根材はコロニアル瓦と呼ばれる軽量スレート屋根でした。
非常に軽く安価で施工できることから30年ほど前から普及した人気の建材です。
しかし、雨水や紫外線で表面塗膜が劣化し、色あせが起きてきてしまいますので、10年に1度の頻度で塗り替えが必要です。
違う角度から見てみると、表面がボロボロになってしまっているのがよく分かります。
塗り替えを行うことで、屋根材を保護することができます。
棟部分は金属製です。
金属部材はサビの発生が1番危険です。
サビが広がると、金属部材がボロボロになって雨漏りの危険がでてきます。
外壁
続いて外壁を見ていきましょう!
使用されているのは窯業系サイディングです。
塗り壁よりも地震の崩落に強いということで、30年ほど前から普及しています。
しかし、こちらも雨水や汚れ、コケの発生によって表面が傷んできやすいため、10年に1度の塗装メンテナンスが必要です。
スコープでの確認作業
表面の状態を確認するためにスコープで拡大します。
窯業系サイディングはレンガや石目調のものもありますが、すべて塗装で色付けされています。
塗装面が長年の雨水などによって劣化してきていると、色あせや防水性の低下に繋がります。
コーキング
続いて、コーキングをチェックしていきます。
写真のように、ところどころ亀裂の入ってしまっている部分がありました。
外壁の防水性能はこのコーキングが重要です。
サイディングボードは板状の建材をはりあわせて施工されているので、継ぎ目から雨水が侵入しないようにしっかりコーキングで施工が必要です。
サーモグラフィ
外壁をサーモカメラで撮影します。
青い低温帯の部分に雨水が入りこんで結露を起こしていることを表しています。
コーキングの目に沿って青い部分があり、そこから浸水していることがわかります。
軒天
軒天の様子をチェックしましょう。
直射日光が当たらないため、腐食のリスクがあります。
カビで変色していますが、腐食はしていないようです。
サーモグラフィ
サーモカメラで撮影すると、より直射日光が当たりにくい壁際が青くなっています。
湿気から守るために防カビ塗装が必要です。
工事前に自宅周りの整理整頓にご協力ください!
お客さまにおひとつお願いがあります。
工事に先立ち、家屋まわりの整理整頓、庭木の剪定をお願いする場合があります。
足場を組んで、安全に作業を行うときに、工事の弊害にならないよう、ご協力ください。
お客さまだけでは、剪定や整理整頓が難しい場合は担当までお知らせください。
10年に1度の定期メンテナンスを行いましょう!
今回ご依頼があったお客様のように、長くきれいな家に住み続けるためには定期的な塗装メンテナンスが必要です!!
雨漏りや、建材の破損が起きてから補修工事を行うと、工期が長くなったり、費用が高額のなったりして、かえってお客さまのご負担が大きくなります。
トラブルが起きる前にしっかり傷んだ箇所を都度補修して、きれいな家にずっと住み続けられるようにしましょう!