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築25年の大和ハウス施工の家。屋根は現場調査で確認した際に、スレート屋根の劣化が進み塗装が剥げてしまっていました。
では、屋根塗装の施工を順を追って紹介します。

築25年の大和ハウス施工の家のスレート屋根塗装。

棟板金の劣化を防ぐために、目地にシーリングを打ち込んでいきます。

シーリングはサイディングボードの目地にも使用しましたが、屋根でも同じように、雨漏りを防止する働きをしています。
同じ働きですが、使用する場所によってきちんと使い分けが必要です。

こちらは、シーリングスライムという工法です。

棟板金の横に注目してください。

白く見えているのは、シーリングスライムです。

これは、板金を留めている釘が抜けないように、上からシーリングで厚みをつけて固定しています。

屋根の下塗りを開始する前に、棟板金にサビ止めを塗る必要があります。

金属である棟板金を雨から守るのはサビ止めなのです。
サビ止めに使用するのは、サーモテックメタルプライマーです。

サーモッテックメタルプライマーの特徴は、赤外線を反射する遮熱効果があることです。

金属部分の温度上昇を抑え、室内の温度の上昇も抑制する効果をもっています。

龍ケ崎市でおこなった大和ハウス施工、築25年の家のスレート屋根塗装現場。

屋根板金の下塗り塗装、サーモッテックメタルプライマーを棟板金に塗り終わりました。

金属製の屋根や、外壁に使用すると夏も快適に過ごすことができます。

スレート屋根にタスペーサーという部品を取り付けていきます。

屋根に置いてある黒い部品がタスペーサーです。

職人が２人で半日かけていた縁切りの作業は、タスペーサーの取り付けに代わり、作業時間が短縮できました。
写真はタスペーサーの取り付けが完了した屋根です。